【完全版】福岡県議会の歴代議長・副議長一覧|2000年から2026年まで

福岡県議会の歴代議長・副議長を、2000年から2026年8月26日まで完全整理しました。顔写真、在任期間、選挙区、会派、主な経歴を名前付きで確認できます。

福岡県議会のトップは、誰から誰へ引き継がれてきたのか。2000年1月時点の在任者から2026年8月26日まで、議長23期、副議長29期を公式記録に沿って並べた。

2026年8月26日現在、議長は空席。第74代議長の蔵内勇夫氏が8月25日付で県議を辞職した。副議長は、8月17日に選出された板橋聡氏が務めている。

2026年8月26日再確認:氏名、代数、選挙区、就退任日は、福岡県議会の公式一覧と全52件を照合した。議長空席は全国都道府県議会議長会の現行名簿、板橋聡副議長の現職状況は福岡県議会の公式発表でも確認した。

23期2000年以降の議長
29期2000年以降の副議長
23/23自民系が占めた議長期
1人正副議長経験者の女性

一覧から見える3つの特徴

1.議長は23期すべて自民系
2000年1月に在任していた吉原太郎氏から2026年8月25日に退いた蔵内勇夫氏まで、議長は一貫して自民党または自民党県議団の議員が務めた。記事中の会派表記を系統別に集計すると、副議長は民主・県政クラブ系12期、自民系10期、緑友会系6期、公明党1期となり、議長と副議長で人事の構造がはっきり異なる。
2.多くは1年前後で交代
議長、副議長とも1年前後の在任が多い。議長では藤田陽三氏の約2年2か月がこの期間で最長。副議長では十中大雅氏が約5か月で辞職し、最短となった。
3.女性は田中秀子氏だけ
この期間に正副議長を経験した50人のうち、女性は第60代議長の田中秀子氏だけだった。田中氏は2010年、都道府県議会で全国初の女性議長に選出された。

歴代議長の完全一覧

「2000年から」は、2000年1月1日に在任していた第52代・吉原太郎議長から数えた。第74代まで23期、実人数は蔵内勇夫氏の再登板があるため22人となる。

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写真氏名在任期間選挙区会派主な経歴・特徴
吉原 太郎氏の顔写真第52代吉原 太郎1999年5月14日~2000年5月24日嘉穂郡・山田市自民党30年以上にわたり県議を務めた。第52代議長。2018年1月20日死去。
写真未確認第53代藤田 茂令2000年5月24日~2001年5月22日北九州市戸畑区自民党1938年生まれ。北九州市立大学商学部出身。戸畑区選出県議として第53代議長を務めた。
蔵内 勇夫氏の顔写真第54代蔵内 勇夫2001年5月22日~2002年5月24日筑後市自民党4期目、47歳で初の議長就任。日本獣医師会会長などを歴任。第74代として再登板した。
久保 九州雄氏の顔写真第55代久保 九州雄2002年5月24日~2003年4月29日北九州市門司区自民党4期目で議長就任。その後5期目を務め、2007年県議選で議席を失った。
井本 宗司氏の顔写真第56代井本 宗司2003年5月14日~2005年2月14日大野城市自民党県議団県議4期を経て議長。退任後は大野城市長に転じ、5期20年務めた。
藤田 陽三氏の顔写真第57代藤田 陽三2005年2月14日~2007年4月29日筑紫野市自民党県議団4期目で就任。在任約2年2か月は2000年以降の議長で最長。2023年死去。
貞末 利光氏の顔写真第58代貞末 利光2007年5月15日~2009年5月20日中間市自民党県議団4期目で議長就任。2007年、2011年の県議選はいずれも無投票当選。
今林 久氏の顔写真第59代今林 久2009年5月20日~2010年5月19日福岡市東区自民党県議団4期目で議長就任。約1年で一身上の都合により辞任した。
田中 秀子氏の顔写真第60代田中 秀子2010年5月19日~2011年4月29日大牟田市・三池郡自民党県議団4期目、48歳で就任。都道府県議会で全国初の女性議長となった。
原口 剣生氏の顔写真第61代原口 剣生2011年5月16日~2012年5月22日久留米市自民党県議団4期目で議長就任。久留米市選出の県議として長く活動。
松本 國寛氏の顔写真第62代松本 國寛2012年5月22日~2013年5月23日遠賀郡自民党県議団4期目で議長就任。遠賀郡選出の県議として活動。
松尾 統章氏の顔写真第63代松尾 統章2013年5月23日~2014年5月22日北九州市八幡西区自民党県議団1999年初当選。4期目、40歳で議長に就任した。
加地 邦雄氏の顔写真第64代加地 邦雄2014年5月22日~2015年4月29日福岡市南区自民党県議団1999年初当選。4期目で議長就任。
井上 忠敏氏の顔写真第65代井上 忠敏2015年5月14日~2016年5月20日小郡市・三井郡自民党県議団自民党県議団、緑友会を経て再び自民党県議団へ。5期目で議長に就任した。
中尾 正幸氏の顔写真第66代中尾 正幸2016年5月20日~2017年5月22日北九州市若松区自民党県議団4期目で議長就任。2025年に第88代副議長となったが、2026年7月24日に県議辞職。
樋口 明氏の顔写真第67代樋口 明2017年5月22日~2018年5月22日福岡市南区自民党県議団4期目で議長就任。福岡市南区選出の県議として活動。
井上 順吾氏の顔写真第68代井上 順吾2018年5月22日~2019年4月29日大野城市自民党県議団4期目で議長就任。大野城市選出。
栗原 渉氏の顔写真第69代栗原 渉2019年5月16日~2020年6月24日朝倉市・朝倉郡自民党県議団4期目で議長就任。その後、衆議院議員へ転じた。
吉松 源昭氏の顔写真第70代吉松 源昭2020年6月24日~2021年6月22日糟屋郡自民党県議団5期目で議長就任。その後、自民党県議団を離れ「自由と繁栄の会」に所属。
秋田 章二氏の顔写真第71代秋田 章二2021年6月22日~2022年6月21日大川市・三潴郡自民党県議団医師。4期目で議長に就任した。
桐明 和久氏の顔写真第72代桐明 和久2022年6月21日~2023年4月29日八女市・八女郡自民党県議団建設会社代表を務め、3期目で議長就任。在任約10か月。
香原 勝司氏の顔写真第73代香原 勝司2023年5月15日~2025年4月11日直方市自民党県議団4期目で議長就任。在任は約1年11か月。
蔵内 勇夫氏の顔写真第74代蔵内 勇夫2025年4月11日~2026年8月25日筑後市自民党県議団10期目で2度目の議長就任。全国都道府県議会議長会会長も務めた。2026年8月25日、県議辞職。

歴代副議長の完全一覧

2000年1月1日に在任していた第61代・西原親副議長から、現職の第89代・板橋聡副議長までを掲載した。

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写真氏名在任期間選挙区会派主な経歴・特徴
西原 親氏の顔写真第61代西原 親1999年5月14日~2000年5月24日山門郡緑友会九州大学卒。1983年県議初当選。副議長を経て、2007年から2018年までみやま市長。
写真未確認第62代豊沢 一男2000年5月24日~2001年5月22日北九州市八幡東区福岡県政クラブ1930年生まれ。民社党系の県議として1979年から連続当選し、7期目まで務めた。2003年は民主党公認。
大石 正紀氏の顔写真第63代大石 正紀2001年5月22日~2002年5月24日浮羽郡緑友会5期目で副議長就任。農政系会派の緑友会に所属。
高岡 新氏の顔写真第64代高岡 新2002年5月24日~2003年4月29日大牟田市・三池郡自民党5期目で副議長就任。県議を通算7期務めた。
井手 善来氏の顔写真第65代井手 善来2003年5月14日~2004年6月4日前原市・糸島郡緑友会・新風6期目で副議長就任。緑友会・新風に所属。
重野 正敏氏の顔写真第66代重野 正敏2004年6月4日~2005年5月23日八女郡緑友会・新風4期目で副議長就任。緑友会・新風から3代続いた副議長の一人。
三田村 統之氏の顔写真第67代三田村 統之2005年5月23日~2006年6月5日八女市緑友会・新風県議4期を経て副議長。その後、八女市長へ転じた。
北原 守氏の顔写真第68代北原 守2006年6月5日~2007年4月29日北九州市小倉北区公明党公明党福岡県議団団長。6期目で副議長就任し、2007年に政界を退いた。
後藤 元秀氏の顔写真第69代後藤 元秀2007年5月15日~2008年5月26日築上郡・豊前市自民党県議団県議6期を経て豊前市長へ転じ、3期12年務めた。
吉村 敏男氏の顔写真第70代吉村 敏男2008年5月26日~2009年5月20日嘉穂郡・山田市民主・県政クラブ民主系会派の代表を長く務めた。3期目で副議長就任。
井本 邦彦氏の顔写真第71代井本 邦彦2009年5月20日~2010年5月19日太宰府市自民党県議団4期目で副議長就任。この年は正副議長とも自民党県議団だった。
林 裕二氏の顔写真第72代林 裕二2010年5月19日~2011年4月29日朝倉郡緑友会5期目で副議長就任。その後、緑友会会長を務めた。
渡辺 英幸氏の顔写真第73代渡辺 英幸2011年5月16日~2012年5月22日筑紫郡自民党県議団4期目で副議長就任。筑紫郡選出。
新村 雅彦氏の顔写真第74代新村 雅彦2012年5月22日~2013年5月23日福岡市南区民主・県政県議団民主系会派の幹事長などを務め、4期目で副議長就任。
長 裕海氏の顔写真第75代長 裕海2013年5月23日~2014年5月22日福岡市東区自民党県議団1999年初当選。4期目で副議長就任。
岩元 一儀氏の顔写真第76代岩元 一儀2014年5月22日~2015年4月29日北九州市八幡西区民主県政県議団民社党本部書記局、衆院議員・北橋健治氏の事務所長を経て県議。3期目で副議長。
原竹 岩海氏の顔写真第77代原竹 岩海2015年5月14日~2016年5月20日筑紫野市民主県政県議団4期目で副議長就任。筑紫野市選出。
佐々木 徹氏の顔写真第78代佐々木 徹2016年5月20日~2017年5月22日福岡市東区民主県政県議団衆院議員・松本龍氏の秘書を経て県議。4期目で副議長。
守谷 正人氏の顔写真第79代守谷 正人2017年5月22日~2018年5月22日福岡市城南区民主県政県議団近畿日本ツーリスト、衆院議員秘書、九州電力系人材会社を経て県議。3期目で就任。
畑中 茂広氏の顔写真第80代畑中 茂広2018年5月22日~2019年4月29日京都郡国民民主党・県政県議団3期目で副議長就任。県議4期を務め、2023年県議選で落選。
原中 誠志氏の顔写真第81代原中 誠志2019年5月16日~2020年6月24日福岡市中央区民主県政県議団3期目で副議長就任。福岡市中央区選出。
江藤 秀之氏の顔写真第82代江藤 秀之2020年6月24日~2021年6月22日飯塚市・嘉穂郡自民党県議団5期目で副議長就任。飯塚市・嘉穂郡選出。
十中 大雅氏の顔写真第83代十中 大雅2021年6月22日~2021年12月1日久留米市自民党県議団4期目で副議長就任。在任約5か月で辞職し、久留米市長選に出馬した。
仁戸田 元氣氏の顔写真第84代仁戸田 元氣2021年12月6日~2022年9月9日福岡市西区民主県政県議団松下政経塾出身。前任辞職後、3期目で副議長に就任し、2022年9月に辞職。
井上 博隆氏の顔写真第85代井上 博隆2022年9月9日~2023年4月29日大野城市民主県政県議団3期目で副議長就任。大野城市選出。
佐々木 允氏の顔写真第86代佐々木 允2023年5月15日~2024年6月24日田川市民主県政県議団田川市議を経て県議。3期目で副議長就任し、2025年4月に県議辞職。
江口 善明氏の顔写真第87代江口 善明2024年6月24日~2025年5月16日久留米市・うきは市自民党県議団緑友会を経て自民党県議団へ。4期目で副議長就任。
中尾 正幸氏の顔写真第88代中尾 正幸2025年5月16日~2026年7月24日北九州市若松区自民党県議団第66代議長経験者。6期目で副議長に就任し、2026年7月24日に県議辞職。
板橋 聡氏の顔写真第89代板橋 聡2026年8月17日~現職みやま市自民党県議団早稲田大学商学部卒。伊藤忠商事を経て2011年県議初当選。4期目で副議長就任。

この一覧が示しているもの

名簿を時系列で並べると、福岡県議会では議長職が自民系会派内で継承され、副議長職を他会派にも配分する形が続いてきたことが分かる。肩書だけを見れば毎年のように顔ぶれは変わる。だが、誰が議長候補になり、どの会派から副議長を出すのかという枠組みは、長期間ほとんど変わっていない。

2026年には、中尾正幸副議長と蔵内勇夫議長が相次いで県議を辞職した。現在は議長が空席であり、次の議長選出は、この長年の人事慣行が続くのかを確認する場にもなる。

議長候補がどのように決まり、本会議でどのように選出されるのかは、県議会議長はどう決まる?会派・立候補・投票の仕組みで整理しています。

よくある質問

福岡県議会の議長は誰ですか

2026年8月26日現在、議長は空席です。第74代議長の蔵内勇夫氏が2026年8月25日付で県議を辞職しました。

福岡県議会の副議長は誰ですか

第89代副議長の板橋聡氏です。2026年8月17日に選出されました。

2000年以降、女性の議長・副議長は何人いますか

正副議長を務めた50人のうち、女性は第60代議長の田中秀子氏1人です。田中氏は2010年、都道府県議会で全国初の女性議長に選出されました。

まとめ

2000年から2026年までの福岡県議会では、議長23期をすべて自民系会派が占めました。一方、副議長は民主系、自民系、緑友会系、公明党に分散しています。顔ぶれは頻繁に変わっても、議長を自民系が担う人事構造は四半世紀にわたり続いてきました。

資料と写真について

氏名、代数、選挙区、就退任日は福岡県議会の公式一覧を優先した。会派、就任時の期数、人物略歴は、当時の臨時会概要、選挙記録、本人・自治体公式プロフィール、公開済みデータベースを突き合わせて要約した。写真は各リンク先の公開画像を参照し、画像の著作権は各権利者に帰属する。年齢や「現職」表記は変動するため、一覧では原則として固定的な経歴だけを記載した。

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