「すまこま。」は、電話やWeb・メールで住まいの困りごとを聞き、相談者に合う地域の支援窓口を案内します。住居確保給付金の対象や申請方法は、家賃が払えないとき、住居確保給付金は使える?転居費用の対象と、なお残る負担で解説しています。
記事タイプ:制度変更・住まいの相談導線と政策論点
「家賃を払えそうにない」「退去を求められている」「もっと家賃の安い部屋に移りたいが、引っ越し代がない」。そんなとき、最初の入口になる国の住まい相談窓口が「すまこま。」です。
政経プラスは2021年に、この制度を動画で紹介しました。その後、住居確保給付金には転居費用補助が加わりました。この記事では、追加された支援の条件と、住まいを失う前の相談方法を整理します。制度を必要とする人に相談先が届くかという課題も残っています。
この記事の要点
「すまこま。」は給付金を直接支給する窓口ではなく、住まいの困りごとを地域の相談機関や制度につなぐ入口です。連絡先や個別の手続きは公式窓口と実務記事で確認し、政経プラスでは制度の変更と支援の届き方を考えます。
家賃・退去・住まい探しなどを相談できる

相談できるのは、家賃滞納、退去、住まい探し、連帯保証人、仕事や生活費など、住まいに関連する困りごとです。
担当者が事情を聞き、自治体の自立相談支援機関、居住支援法人、不動産関係団体など、状況に合う地域の窓口を案内します。給付や住宅を利用できるかは、案内先で条件を確認して決まります。
2025年4月、家賃支援に転居費用の支援が加わった
| 項目 | 2021年の紹介当時 | 2026年7月時点 |
|---|---|---|
| 住居確保給付金 | 家賃補助が中心 | 家賃補助+転居費用補助 |
| 転居費用補助 | なし | 2025年4月から追加 |
| 相談導線 | 制度を個別に探す必要 | 地域の相談機関へつなぐ入口を整備 |
追加されたのは、家計改善のための転居費用を支える仕組みです。制度の利用には、対象条件を確認できる相談先につながることが必要です。
住居確保給付金は「家賃補助」と「転居費用補助」の2種類

家賃補助は、離職や減収で住まいを失うおそれがある世帯を支える
世帯収入、資産、家賃、求職活動などの条件と、自治体ごとの支給上限があります。相談先で自分の世帯の条件を確かめ、申請を進めます。
転居費用補助は、大きな収入減と家計改善の必要性が条件
2025年4月から、収入が大きく減少し、家計改善のために家賃の低い住宅へ移る必要があると認められる人への支援が加わりました。対象費用と上限があり、契約時の費用には自己負担となるものも残ります。
世帯人数と自治体に応じた基準で判断する
収入・資産の基準や家賃上限は、世帯人数や自治体によって変わります。対象か迷う場合は、自治体の窓口に事情を伝えて判断を確認します。こうした自治体差を含め、制度が利用しやすい仕組みになっているかも検証が必要です。
退去期限や支払いの見通しを、早めに相談先へ伝える
退去期限が迫る人や、次の家賃を払えるか不安な人には、早い段階で相談先を届ける必要があります。支援制度の名前が分からなくても、いま困っている内容を窓口へ伝えられます。
必要書類をそろえられない場合も、相談できる仕組みが必要
必要書類や申請の順番が分からず、利用を断念する人をどう支えるかも課題です。書類をそろえる前から、担当者に事情を相談できる仕組みが求められます。具体的な書類や申請手順は、実務記事と案内先で確認できます。
相談時に確認する審査・自己負担・契約の時期
- 支援を利用できるかは、自治体の審査で決まります。
- 補助の対象となる費用と、自己負担になる費用を分けて確認します。
- 契約や支払いの前に相談すると、利用できる選択肢を確認しやすくなります。
公式情報・問い合わせ先
家賃の支払いが難しくなりそうな段階で相談することが大切です。「すまこま。」や自治体の自立相談支援機関に、家賃、退去期限、収入の変化、いま困っている内容を伝えてください。
制度・連絡先は2026年7月19日時点の公式情報をもとに作成しています。実際の要件や支給額は自治体の審査で決まります。


