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103万票で圧勝、投票率31.58%|服部誠太郎知事の再選を数字で検証

103万票で圧勝、投票率31.58%―服部誠太郎知事の再選を数字で検証 地方自治・議会

2025年3月23日の福岡県知事選挙で、現職の服部誠太郎氏は103万6,280票を獲得し、2期目の当選を果たしました。有効投票の約79.65%を占め、次点候補との差は82万6,864票。結果だけを見れば圧勝です。

投票率は31.58%で、前回2021年の29.61%から1.97ポイント上がりました。投票しなかった有権者は約285万人。服部氏の圧勝と、選挙への参加者が約3割にとどまったことが、この選挙の特徴です。

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福岡県知事選2025の結果

福岡県選挙管理委員会が公表した候補者別得票数は次のとおりです。4人が立候補し、服部誠太郎氏が再選されました。

候補者党派得票数
服部誠太郎無所属・現職1,036,280票
吉田幸一郎無所属・新人209,416票
新藤伸夫お金をみんなへ シン独立党・新人27,952票
藤丸貴裕無所属・新人27,394票

候補者4人の有効投票は合計130万1,042票です。服部氏の得票率は約79.65%で、次点の吉田幸一郎氏に約4.95倍の差をつけました。

出典:福岡県選挙管理委員会「令和7年3月23日執行 福岡県知事選挙」/候補者の氏名等の一覧(確認時点でリンク先を取得できませんでした)

幅広い支援を得た服部県政にも、議会の監視が必要

服部氏の勝因として、筆者は現職の知名度、県庁職員・副知事を経た行政経験、1期目の実績、幅広い政党・団体からの支援があったと考えます。自民党は選挙後、党などが推薦した服部氏の再選を公式サイトで発表しました。

与党と野党の一部が同じ現職候補を支える「相乗り」は、県政運営を安定させる面があります。知事が議会の主要会派と調整しやすく、予算や条例を進めやすいからです。

その反面、選挙で政策の違いが見えにくくなる危険もあります。知事と県議会の合意があっても、議会が行政を監視する役割を保っているかが問われます。安定した多数の支持を得た知事ほど、反対意見や少数意見を政策決定に取り込む仕組みが必要です。

参考:自由民主党「福岡県知事選 服部誠太郎氏が再選」

投票率31.58%――約285万人が投票しなかった

当日の有権者数は416万9,693人、投票者数は131万6,862人でした。差し引くと、投票しなかった有権者は285万2,831人です。

項目人数・割合
当日有権者数4,169,693人
投票者数1,316,862人
投票率31.58%
前回2021年29.61%
前回からの増加1.97ポイント

服部氏の103万6,280票は、有効投票の約8割、全有権者の約24.85%に当たります。どちらの割合かを示すと、支持の広さを正確に比較できます。

投票しなかった人の棄権理由や支持先は、選挙結果だけでは分かりません。未投票者を服部氏への反対票として数えることはできません。

20代17%、70代48.25%という年代差

県選管が72投票区を抽出した年齢別調査では、20代の投票率は17.00%で最も低く、70代は48.25%で最も高くなりました。抽出した投票区では、若い世代の参加が少ない傾向が見られます。

県は、県立高校、就職支援、中小企業の賃上げ支援、子育て、医療、公共交通、住宅、災害対策を担っています。最低賃金を直接決める立場ではありませんが、企業の賃上げを後押しできます。こうした仕事は、若者の進学・就職・結婚・子育てにも関わります。

若年層の投票率が低い状態が続けば、候補者や政党が投票に行く世代を優先する誘因が強まります。県は啓発動画を作るだけでなく、「知事選で選ぶ政策が自分の生活にどう関係するのか」を数字で示す必要があります。

出典:福岡県選挙管理委員会「年齢別投票状況」

2期目の重点政策は、支出額と成果を毎年示すべき

服部氏は2期目の県政で、「人こそ財!人を育てる」「世界に輝く福岡!産業を育てる」「人も地球も笑顔!安全・安心なまちをつくる」という3つの柱を掲げました。

県は、この3つの方針が生活をどう改善したか、数字で示すべきです。若者の県内就職率、実質賃金、中小企業の賃上げ、保育の負担、医療の地域偏在、災害対応、ワンヘルス関連事業の費用と成果などを、年度ごとに公開する必要があります。

知事は予算案を提出し、組織を指揮する強い権限を持ちます。県議会は、4年間の政策について、必要性・効果・公平性を一つずつ検証する役割を負います。選挙での大差を、その後の政策すべてへの白紙委任として扱うべきではありません。

政経プラスの評価:安定した県政を、政策の実行と情報公開に使え

103万票と有効投票の約79.65%という数字は、服部誠太郎知事への明確な信任を示しています。同時に、投票率31.58%は、参加の少なさを示す事実です。

幅広い政治勢力の支援で安定した県政運営ができるなら、その安定を政策の実行と情報公開に使うべきです。議会との距離が近いことを、チェックの弱さにつなげてはなりません。服部知事には、3つの重点方針を抽象的なスローガンで終わらせず、達成指標と支出額を毎年示す責任があります。

よくある質問

2025年福岡県知事選で服部誠太郎氏は何票取りましたか

103万6,280票です。有効投票130万1,042票の約79.65%を占め、2期目の当選を果たしました。

2025年福岡県知事選の投票率は何%ですか

31.58%です。前回2021年の29.61%から1.97ポイント上昇しました。

知事の任期は何年ですか

知事の任期は、地方自治法上4年です。服部氏は2025年3月23日の知事選で再選され、福岡県の公式プロフィールでも令和7年に知事2期目と記載されています。

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