2026年9月18日、第2次高市改造内閣の副大臣と大臣政務官が決まりました。防衛省では、副大臣に小田原潔氏とこやり隆史氏、大臣政務官に吉井章氏と上杉謙太郎氏が就いています。4人とも、改造前の第2次高市内閣では政務三役ではありませんでした。
副大臣は大臣を助けて政策と国会対応を担い、大臣が不在のときはその職務を代行します。大臣政務官は、特定の政策分野で大臣を補佐する役職です。防衛大臣の小泉進次郎氏を支える4人の経歴を整理します。
一覧
| 役職 | 氏名 | 所属・議院 | 主な経歴 |
|---|---|---|---|
| 防衛副大臣 | 小田原 潔 | 自民・衆院(5期) | 富士銀行、外資系証券会社を経て政界へ。外務副大臣などを歴任 |
| 防衛副大臣兼内閣府副大臣 | こやり 隆史 | 自民・参院(2期) | 通商産業省出身。厚労政務官、国交政務官を経験 |
| 防衛大臣政務官 | 吉井 章 | 自民・参院(1期) | 京都市会議員を4期。国交政務官を経験 |
| 防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官 | 上杉 謙太郎 | 自民・衆院(3期) | 民間企業、議員秘書を経て政界へ。外務政務官を経験 |
一人ずつの経歴
小田原 潔(おだわら きよし)|防衛副大臣
1964年生まれ。東京大学経済学部を卒業後、富士銀行に入行し、メリルリンチ、ゴールドマン・サックス、ドイツ証券、モルガン・スタンレー証券と外資系金融機関で働きました。
2012年の衆院選で初当選。外務大臣政務官、外務副大臣を務め、外交・安全保障分野の政務経験があります。
旧安倍派の政治資金パーティーをめぐっては、2018〜2022年の5年間で計1240万円の収支報告書への不記載があったと報じられた議員の一人です(情報公開クリアリングハウスの集計による)。
こやり 隆史(こやり たかし)|防衛副大臣兼内閣府副大臣
京都大学大学院で物理工学を修め、1992年に通商産業省に入省しました。英インペリアル・カレッジの大学院を修了し、東京工業大学の特任教授も務めています。
2016年の参院選(滋賀選挙区)で初当選。厚生労働大臣政務官、国土交通大臣政務官を歴任しました。技術系の経歴は、防衛装備や技術開発の分野と関わります。
吉井 章(よしい あきら)|防衛大臣政務官
1967年生まれ。2007年に京都市会議員に初当選し、4期務めました。
その後、参院京都選挙区から国政に進み、第2次石破内閣で国土交通大臣政務官を務めています。地方議会での経験が長い議員です。
※官邸名簿での表記は、「吉」の上部が「土」の字(つちよし)です。
上杉 謙太郎(うえすぎ けんたろう)|防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官
1975年生まれ。早稲田大学社会科学部を卒業し、民間企業勤務や議員秘書を経て政界に入りました。福島県を地盤とする衆院議員です。
外務大臣政務官を務めた経験があります。
旧安倍派の政治資金パーティーをめぐっては、2018〜2022年の5年間で計309万円の収支報告書への不記載があったと報じられた議員の一人です(情報公開クリアリングハウスの集計による)。
今後の確認ポイント
- 防衛費増額の使い道を、副大臣・政務官が国会でどこまで具体的に答弁するか
- 装備品の調達や輸出ルールの運用で、透明性をどう確保するか
- 自衛隊の人員確保と処遇改善の進み具合
- 政治資金の不記載があったと報じられた議員が、就任後に経緯をどう説明するか
※経歴は首相官邸が過去の名簿に掲載した略歴、各議員の公式プロフィール、報道など公開情報をもとに整理しました。当選回数は2026年9月時点の数です。
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