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「神戸の夜景(かまやみひ)」問題とは何か|兵庫県公式アカウント問題・時系列全記録【2025-2026】

政治SNS・メディア

記事タイプ:親記事・神戸の夜景公式アカウント問題の時系列

記事種別:一次資料検証・時系列記録|最終更新:2026年7月27日
本稿は、当時確認した県の資料、議会・会見での説明、当事者の公開発言、政経プラスの検証動画に基づく記録です。

県の公式Xは、なぜ個人アカウント一つだけをフォローしていたのか。県は不正アクセスの疑いを説明しましたが、誰が何のために操作したかは、本稿で確認した資料からは分かりません。

県には、公式SNSの運用、アクセスの調査結果、再発防止策を説明してもらいたい。以下は、2025年9月の発覚から2026年7月までに記録した経緯です。

政経プラス公式動画|32分25秒

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県広報Xが個人アカウントを唯一フォローしていた問題、県の不正アクセス説明、公開電話後の経緯を、確認済み事実と未確認事項に分けて整理します。

「神戸の夜景」問題の疑問点を総整理した動画 YouTubeで疑問点の総整理を見る →

県に求めるのは、フォロー操作の経緯と不正アクセスへの対応の説明

県広報Xが、個人アカウント「神戸の夜景(旧名:かまやみひ)」だけをフォローしていたことから、この問題は始まりました。個人アカウントの投稿内容と説明の変化、県が説明した不正アクセスの疑いが、検証の対象です。

当チャンネルは、県の調査結果と情報開示が十分とは言えないと考えています。公式アカウントをどう管理していたか、疑いが発覚した後に何を調べたかを、県民が読める形で示す必要があります。

編集部が確認した経緯を、発覚から順に示します。

県の公式アカウント・個人アカウント・検証した人たち

兵庫県広報の公式Xは、県の対外発信の窓口です。「神戸の夜景」は、旧名「かまやみひ」の個人アカウントです。両者がどう関係したかが、この記事の中心です。

県議、明石市議、著述家の菅野完氏、配信者や市民が、この経緯を追及・検証しました。

なお本記事では、アカウント運営者の個人特定につながる情報(氏名・年齢・職業・居住地・法的手続きで開示された情報の内容)は一切記載しません。理由は末尾の「本記事の執筆方針」に記しています。

2025年9月から2026年7月までの経緯

経緯1:発覚と「無関係」表明(2025年9月末)

発端は2025年9月下旬。兵庫県広報の公式アカウントが、個人アカウント「かまやみひ(当時)」を唯一のフォロー対象としていたことがX上で指摘され、批判が広がりました。当該アカウントは斎藤元彦知事を強く支持する発信を続けており、当チャンネルの検証では、知事に批判的な立場の県議・配信者への攻撃的な投稿も多数確認しています(→検証動画①)。

9月28日、当該アカウントは「皆様からいただいたご意見について」と題する説明を投稿しました。県広報のフォローとは一切無関係で、経緯にも関与していないとして、詳細は県の広報担当部署に問い合わせるよう求めました。

あわせて、過去の写真を「視認性向上のためAI技術で鮮明化した加工画像」と認め、加工を事前に明示しなかったことを謝罪しました。写真は、同年8月15日に知事が甲子園球場で黙祷する様子をめぐる投稿です。当時、「周囲も黙祷しているように見せる加工ではないか」と疑念が持たれていました(→検証動画②)。

「自分は無関係」としつつ、なぜ県に対して公式に説明を求めないのか——当チャンネルはこの時点で、その不自然さを指摘しました。

経緯2:県の説明と「警察沙汰」(2025年10月)

10月に入ると、事態は行政の説明責任の問題へと発展します。

明石市議が「県広報はどのような理由でフォローし、どのような理由でフォローを外したのか」を公文書公開請求したのに対し、県は「請求内容に相当する行為を県は行っていない」として公文書非公開決定を通知しました。県がフォローを「行っていない」のであれば、誰が操作したのかという新たな疑問が生じます。

当時の県議会・総務常任委員会で、広報広聴課は、職員への聞き取りではフォロー操作をした人はいなかったと説明しました。一方、操作履歴(ログ)には、職員以外の不明なIPアドレスからのログインと操作の形跡があったとしています。IPアドレスは、ネット上で通信元を識別する番号です。

県の説明では、9月29日朝にパスワードを変更し、SNS運営事業者に調査を依頼したものの、回答は得られていませんでした。不正アクセス禁止法違反などの犯罪の可能性があるとして、県警に相談しているとのことです。関西テレビなども、この説明を報じました(→検証動画③)。

10月23日には、別の事案として、県が電子マネーアプリ「はばタンPay+」のシステムトラブルと個人情報漏えいを公表しました。公式Xへの不正アクセスの疑いとの因果関係は、本稿では確認していません。

10月29日の知事定例会見は中止されました。県は近隣小学校の行事への配慮と説明しましたが、当チャンネルは、県が疑問に答える機会を失った点を問題にしました(→検証動画④)。

経緯3:小康と断続的な検証(2025年11月〜2026年5月)

2025年11月から2026年5月まで、当チャンネルが追った資料では、事案の大きな進展を確認できませんでした。個人アカウントは名称を「神戸の夜景」に変え、特定の政治的立場を支持する投稿やリポストを続けていました。

その後の配信などでは、攻撃的な投稿を受けた複数の関係者が、発信者情報開示などの法的手続きを進めていたと説明されました。

経緯4:公開電話と謝罪、そして再燃(2026年6月〜)

2026年6月18日朝、菅野完氏の定例配信中に、個人アカウントの運営者から電話がかかりました。配信内では、菅野氏への投稿をめぐり、裁判所を通じて発信者情報開示の手続きが行われたと説明されています。

運営者は謝罪を繰り返し、訴訟を避けたいと懇願しました。菅野氏は「謝罪だけで済む段階は超えている」として、正規の手続きで対応する意向を示しました。ここで紹介するのは配信内のやり取りで、裁判所の原記録を独立して確認したものではありません(→検証動画⑤)。

この配信を受け、当チャンネルでも過去の発言と経緯を総整理しました(→検証動画⑥)。2026年7月の本稿公開当時は、当該アカウントが経緯の説明や謝罪の固定ポストを掲載せず、通常の運用を続けていることを記録しました。現在の投稿状況を示す記述ではありません。

県に説明を求める、公式SNSの運用・不正アクセス対応・情報管理

この問題は、県が公式SNSをどう運用し、不正アクセスの疑いにどう対応したかに関わります。

公式Xは、どんな基準でフォローしていたか。多くの自治体は、私的アカウントをフォローしないなどの運用基準を定めます。公的アカウントのフォローは、相手への「お墨付き」と受け取られる場合もあります。県は、当時の基準と、個人アカウント一つだけが対象になった経緯を説明する必要があります。

不正アクセスの疑いを、どこまで調べたか。県は、職員以外の不明なIPアドレスから操作の形跡があったと議会で説明しました。刑事訴訟法239条2項は、公務員が職務上「犯罪があると思料するとき」に告発する義務を定めています。

県が当時どんな証拠を把握し、犯罪の存在をどう判断したかは、公開資料からは分かりません。県警への相談にとどめた対応の法的評価には、その事実関係が必要です。県には、ログを調べた範囲、相談後の調査結果、再発防止策を説明してもらいたい。

公式SNSと、県の情報システム全体をどう守るか。公式Xの安全性への疑問が残る中、そのアカウントから「はばタンPay+」の個人情報漏えいも発信されました。二つの事案は、県の情報管理への信頼に関わります。県は2025年12月2日の知事提案説明で、これらを受け、全庁的な総点検や職場研修、再発防止の具体策を指示したと説明しています。

操作した人物・アクセスの目的・第三者の関与・法的手続の結果は未確認

本稿で確認できていないのは、フォロー操作をした人物、不明なIPアドレスからアクセスした人とその目的、個人アカウントの運営への第三者の関与、法的手続きの結果です。

SNS上の説を事実として載せるには裏付けが必要です。本稿は、公的な発表、議会記録、当事者の公開発言で確認した内容を、それぞれの説明として記録しています。

関連動画一覧(時系列順)

政経プラスがこの件を扱った10本の動画を、発覚、県の説明、公開電話の順に並べました。各段階で扱った論点を、短い説明とともに紹介します。

県広報Xが個人アカウントを唯一フォローしていた問題の発覚

2025-09-28|動画:6分59秒

県広報Xが個人アカウントを唯一フォローしていた問題の発覚

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当事者の「無関係」説明と過去投稿を検証

2025-09-29|動画:18分52秒

当事者の「無関係」説明と過去投稿を検証

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県公式アカウントとのつながりをめぐる疑問

2025-09-29|動画:23分38秒

県公式アカウントとのつながりをめぐる疑問

YouTubeで確認する →
Xで広がった抗議と運営主体をめぐる論点

2025-10-19|動画:24分27秒

Xで広がった抗議と運営主体をめぐる論点

YouTubeで確認する →
県が不正アクセスの可能性を説明した段階

2025-10-23|動画:18分11秒

県が不正アクセスの可能性を説明した段階

YouTubeで確認する →
会見中止と説明責任をめぐる論点

2025-10-27|動画:20分22秒

会見中止と説明責任をめぐる論点

YouTubeで確認する →
関連配信で確認された発言と反応

2026-01-16|動画:11分49秒

関連配信で確認された発言と反応

YouTubeで確認する →
公開電話と謝罪の経緯

2026-06-18|動画:33分05秒

公開電話と謝罪の経緯

YouTubeで確認する →
疑問点の総整理

2026-06-21|動画:32分25秒

疑問点の総整理

YouTubeで確認する →
関連報道と最近の動き

2026-07-09|動画:12分50秒

関連報道と最近の動き

YouTubeで確認する →

一次資料・確認先

関連記事

  • 広がる抗議の声(2025-10-19):https://www.youtube.com/watch?v=BidQ47tLiig
  • フォロー問題が警察沙汰に(2025-10-23)
  • 定例会見の急遽中止と説明責任(2025-10-27)
  • 関連配信の記録(2026-01-16)
  • 公開電話・謝罪の経緯(2026-06-18)
  • 疑問点の総整理(2026-06-21)
  • 関連報道と最近の動き(2026-07-09)
  • 本記事の執筆方針

    本稿は、公的発表・議会記録・報道、当チャンネルの検証、SNS上の指摘を区別して記載します。SNS上の指摘は未確認事項として扱い、違法性を断定する表現は用いません。

    アカウント運営者の氏名、年齢、職業、居住地など、個人特定につながる情報は、法的手続きで開示された内容も含めて記載しません。この件で問うのは、行政の説明責任と制度の運用です。

    更新履歴

    • 2026-07-27 県のX運用ポリシー、公式SNSへの不正アクセスに関する県説明、刑事訴訟法239条の適用条件を追記。関連動画10本を時系列カード化し、YouTubeとの往復導線を追加。
    • 2026-07-16 初版公開

    動画の論点を文章で読みたい方は、noteの兵庫県庁の闇|公式がフォローした「神戸の夜景」アカウントの正体もご覧ください。

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