情報確認日:2026年10月15日
道路の穴や落下物、草刈りの相談先は、その区間の道路管理者です。国道でも、すべて国が管理しているわけではありません。急な危険の通報と、日常の維持管理の相談を分け、道路名・場所・進行方向を伝えると担当を探しやすくなります。
「国道だから国へ」だけでは決まらない
一般国道には、国土交通大臣が管理する指定区間と、都道府県や政令指定都市が管理する指定区間外があります。同じ路線番号でも、区間で管理先が変わる場合があります。
国土交通省の「道の相談室」は、草刈りや落下物の処理を各道路管理者が行うと説明しています。国管理の国道は国、地方公共団体が管理する国道・都道府県道は都道府県等、市町村道は市町村が担当します。道路保守・管理の回答
道路の呼び名、土地の所有者、道路を維持管理する窓口は、同じ問いではありません。見た目が大きな道路だから国、家の前だから市、と推測せず、場所から担当区間を確認します。
愛知国道事務所の案内でも、区間を分けている
愛知国道事務所のFAQは、直轄国道、直轄以外の国道・県道、市町村道に分けて相談先を示しています。また、管理する国道の一覧に「一部区間を除く」と付く路線もあります。愛知国道事務所:よくあるご質問
これは愛知県内の窓口を説明した例です。掲載された事務所や県の課へ、全国の道路の修繕を申し込む意味ではありません。自分の地域の国道事務所や自治体の担当区間図で確認してください。
都道府県と政令指定都市の分担もあるため、県内というだけで県へ一本化できない場合があります。「この住所付近の、この交差点から次の交差点まで」を示して聞くと、路線名だけの質問より区間を絞れます。
危険な穴や落下物は、道路緊急ダイヤルへ
道路緊急ダイヤル「#9910」は、道路の穴ぼこ、路肩の崩壊、落下物、路面の汚れなどの異状を、24時間、通話料無料で受け付けています。国土交通省:道路緊急ダイヤル
同案内には、県や政令市が管理する国道、県道、市町村道について、夜間や土日祝日に対応できない場合があるとの注意もあります。受付時間が24時間であることと、すべての場所へ直ちに作業員が到着することは別です。
事故情報は警察の110番へ連絡します。また、同案内で故障車の対象は高速道路・都市高速道路とされています。目的の違う窓口へ連絡したまま、必要な対応を待ち続けないようにします。
通報する人が、現場で危険を増やさない
運転中は操作や通話をせず、安全な場所に停車して連絡します。道路上へ戻って写真を撮る、落下物を自分で拾うなど、車や人の接近する場所での行動を前提にしないでください。
国の案内は、位置の特定に道路名、進行方向、キロポスト、周辺施設などを確認するよう求めています。キロポストは道路沿いにある距離表示です。見えていないものを探すために危険な場所へ近づく必要はありません。
| 伝える項目 | 説明の例 |
|---|---|
| 道路と区間 | 路線名、近くの交差点や橋 |
| 位置と方向 | 上り・下り、どちらへ向かう車線か |
| 異状 | 穴、落下物、路肩の崩れなど |
| 周囲の状況 | 通行への支障、見える目印 |
これは通報内容を整理するための例です。分からない道路名や大きさを推測して断定するより、確実に分かる位置と現象を伝えます。
草刈りや継続的な補修要望は、管理窓口へ
緊急性のない草刈り、清掃、繰り返し生じる段差などは、管理者の維持担当へ相談します。受付フォームを使う場合は、地図の位置、撮影日、支障の内容を記載すると、現地確認の材料になります。
連絡したことと、希望した方法・日程で修繕が決まったことは別です。担当区間か、現地確認をするか、回答を受ける連絡先はどこかを確認します。通行への影響が変わった場合は、その変化も伝えます。
愛知国道事務所の案内では、道路騒音の相談窓口を自治体の環境担当としています。路面補修と環境上の調査では入口が違う例です。相談内容が騒音なのか、道路の損傷なのかを最初に明確にします。
管理者への相談と、警察の許可を取り違えない
道路を使う工事や作業では、道路管理者への相談だけでなく、警察の道路使用許可などが関わる場合があります。道路の補修を求める連絡が、その道路を自分で工事したり、物を置いたりする許可になるわけではありません。
自宅前の出入口を直したいなど、自分で工事を行う計画は、まず道路管理者へ計画を説明し、必要な手続きを尋ねます。補修要望、個人の工事、交通の規制を別の手続きとして整理すると、相談先を取り違えにくくなります。
参照資料
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執筆・検証:カネさん(政経プラスチャンネル運営)+ ChatGPT

