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難波氏「連行」投稿は何だったのか|川西市議選と訂正後も残る食い違い

救急車で病院へ運ばれたという本人の説明に対して、「現行犯で警察に連行」、さらに「任意同行だったみたいです」。言い換えても、説明がかみ合っていません。川西市議選の投票日前に広がった投稿と、その後の対応を見て、僕が問題にしたのはこの点です。

10月19日の動画では、躍動の会の応援ボランティアチームを名乗るアカウントの投稿、難波文男氏の説明、西脇亨輔弁護士の配信をたどりました。以下は動画収録時点の投稿と評価を文章にしたものです。

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「現行犯で連行」から「任意同行」へ

動画で紹介した10月17日の投稿は、白井たかひろ兵庫県議が難波氏に倒されて負傷したと述べ、難波氏が現行犯で警察に連行されたと伝えていました。投稿したアカウントはプロフィールで躍動の会の応援ボラチームなどを名乗っています。会の正式な役職や指示系統まで確認したものではありません。

その後、同アカウントは連行ではなく任意同行だったらしいとし、引っ張って行かれたように見えたと説明しました。しかし、動画で示した資料には難波氏の救急搬送を伝える映像があり、本人も病院へ運ばれたと述べています。

最初の説明を訂正したつもりでも、次の説明を何に基づいて書いたのかが分かりません。人が移動した場面を見たことと、警察の手続きが行われたと断定することの間には、確認すべき内容があります。僕が動画で「訂正すら」と批判したのは、言葉だけを変えて、肝心の根拠を示していない点でした。

難波氏は、処置後に自ら川西署へ行ったと説明

難波氏本人の投稿は、救急車で病院へ運ばれ、レントゲン撮影と応急処置の後、自ら川西署へ行って被害の状況を説明したという内容です。後日、被害届の作業について警察へ連絡する約束もしたと述べています。

西脇氏も動画内でこの説明と搬送映像を取り上げ、「連行」「任意同行」とする投稿を批判しました。一方、現場で誰が何をしたかについては、今後の捜査や司法の判断に関わる問題だと話しています。

白井氏側が負傷や被害を訴えていることも、動画では紹介しています。双方の主張がある中で、この記事は接触の責任や犯罪の成否を確定するものではありません。警察発表や捜査資料は確認できていません。

それでも、難波氏の説明と食い違う警察手続きの情報を、根拠を示さず拡散してよい話にはならない。接触場面の評価をめぐる争いと、連行されたと発信した責任は、それぞれ具体的に問う必要があると思います。

投票日前の拡散には、訂正が届く時間も限られる

問題の投稿は10月18日の投票日の前日に出ています。動画では、そこから「逮捕」など、さらに強い表現へ広がっていく様子も紹介しました。元投稿に書かれたことと、周辺の投稿者が付け足したことを、すべて一人の発言として扱うことはできません。

難波氏は、投票が終わるまで誤情報が回ればよいのかという趣旨の強い批判を投稿しています。これは難波氏の見方です。投稿者が選挙結果を操作する目的で動いたと立証された、という意味ではありません。

僕が気になったのは、騒ぎによって注目が集まり、最後には候補者や会への応援へつながっていたことです。事実と違うと指摘された情報を直さずに、その注目だけを政治的な応援へ使っていないか。動画では、その順序と対応を問題にしました。

一度広がった話は、元の発信に小さく言い直しを付けるだけでは、同じ人たちへ届くとは限りません。とりわけ投票日前なら、何を根拠に書き、どこが間違いだったのかをはっきりさせる意味は大きいです。

接触映像をめぐる評価と、選挙結果

動画の後半では、白井氏と難波氏の接触場面も取り上げました。僕はその映像を見て、難波氏だけを一方的な加害者として扱う発信に強い疑問を述べています。ただ、映像の一場面から、捜査結果や法的な責任まで確定できるわけではありません。

同時に、別の発信者が逮捕されていないと知った後も選挙妨害との評価を維持していたことを紹介しました。逮捕の情報が違っていたなら、その点の説明を先にするべきです。別の批判を持ち出しても、最初に広めた情報の誤りを説明したことにはなりません。

川西市が公表した開票結果では、長田たくや氏の確定得票は1,688票です。動画でも当選結果を取り上げ、僕は残念だという評価を述べました。この投稿が何票に影響したかは確認できず、当選の原因だったと結び付けることもできません。

「真っ当な日本」を語る発信に、何が欠けていたか

終盤で取り上げたのは、訂正を求める指摘に十分答えないまま、批判する側への強い言葉や「真っ当な日本」といった主張が続いていたことです。僕は、その言葉と目の前の対応の食い違いに強い嫌悪感を示しました。

応援する候補者がいることも、現場の抗議に腹が立つこともあるでしょう。しかし、それは根拠のない情報を広めたことへの説明になりません。僕が求めたのは、思想や人柄の自己紹介ではなく、何を見て連行・任意同行と書き、その説明が違うと指摘された後にどう訂正するのか、という具体的な応答です。

本文が扱うのは10月19日の収録時点です。10月23日の確認でも、10月17日の元投稿には「現行犯で警察に連行」という記述が表示されていました。その後の投稿全体について、訂正・謝罪の有無を網羅的に確認したものではありません。

出典:政経プラスの10月19日公開動画、動画内で紹介したもも氏の元投稿、難波氏の説明、水谷伸之氏の搬送を伝える投稿、川西市の開票結果。元投稿と難波氏の説明は10月23日に接続済みブラウザでも確認しました。任意同行への言い換えなど、収録時のやり取りは動画の画面と出典確認記録を参照しています。

執筆・検証:カネさん(政経プラスチャンネル運営)+ ChatGPT(構成・出典確認の補助)

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