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ドコモで最大29万4,839回線の顧客情報が流出 流出項目と対応の経過

ドコモ 情報流出、最大29万4,839回線。流出した情報と対応の経過。スマートフォンと個人情報のカードを描いたイラスト。 AI・デジタル

2026年11月7日8時53分時点。11月6日の公式発表と会見報道をもとに作成。

NTTドコモは11月6日、「My docomo」と「ドコモオンラインショップ」への不正アクセスで、最大29万4,839回線の顧客情報が流出したと発表しました。氏名や住所、本人確認書類の番号に加え、一部の顧客は金融機関の口座情報も含まれます。TECH+

ドコモは11月4日に異常なアクセスを検知。My docomoを一度停止して同日夜に再開しましたが、翌5日未明に両サービスを停止し、情報流出を確認しました。6日の会見では対応の経過を説明し、見舞金の支払いも検討するとしています。ケータイ Watch

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流出の規模と対象

5日の発表では最大約30万件としていましたが、6日の会見で詳しい内訳が示されました。

区分対象件数
個人20万4,157件
法人9万682件
合計最大29万4,839件(回線)

対象には、すでに解約した顧客も含まれます。Impress Watch、Business Insider Japan

氏名や連絡先、本人確認書類番号などが流出

ドコモは6日18時の第三報で、流出した情報を下記の通り示しています。

範囲流出した情報
対象者全体氏名、生年月日、年齢など
対象者全体住所、連絡先電話番号、メールアドレスなど
対象者全体本人確認書類の番号
対象者全体携帯電話番号、契約開始年月日など
対象者全体料金プラン、オプション、割引などの契約内容
一部の対象者法定代理人・手続代理人の氏名、連絡先
一部の対象者勤務先・法人の名称、所在地など
一部の対象者金融機関名、支店名、口座番号、口座名義など
一部の対象者子育て応援プログラムに関する情報

項目ごとの件数や、顧客ごとの詳しい流出範囲は調査中です。ドコモ公式第三報

また、会見報道によると、ドコモはマイナンバーのデータや画像は保持しておらず、クレジットカード番号はマスキング(番号の一部を隠す処理)済みのため流出していないと説明しています。ケータイ Watch

異常の検知から公表までのタイムライン

日時はすべて2026年、日本時間です。

日時経過
11月4日 7時ごろ攻撃の探りとみられるアクセスが始まる。後日の解析で判明
11月4日 10時30分ごろ大量アクセスによる異常な負荷の警報を検知し、対応を開始
11月4日 14時30分海外IPアドレス(通信元を識別する番号)からの接続を遮断。攻撃が続き、国内を含む特定の接続元も順次遮断
11月4日 16時20分My docomoを停止
11月4日 18時10分特定の攻撃経路を遮断
11月4日 20時32分安全を確保したと判断し、My docomoを一時再開
11月5日 1時5分ごろMy docomoとオンラインショップを停止
11月5日 2時10分顧客情報の流出を確認
11月5日 午前不正アクセスの可能性が高いとして、緊急メンテナンスを公表
11月5日 18時30分時点第二報で最大約30万件の情報流出を公表
11月6日 18時第三報で流出項目などを更新。ahamo新規受付サイトも予防的に停止
11月6日 夜会見で対象件数の内訳、対応経過、見舞金の検討などを説明

4日から5日未明の経過はケータイ Watchの会見詳報、5日の公表内容は初報の報道と第二報の報道、6日の対応は公式第三報と会見報道によります。

ドコモは会見で、4日18時10分に攻撃経路を遮断したことで情報流出は止まったと説明しています。その後の検証で流出の懸念が強まり、攻撃再開のリスクも考えて、5日未明に再びサービスを止めました。Business Insider Japan、ケータイ Watch

複数のシステムが連携する仕組みを悪用

ドコモの説明によると、攻撃者は複数のシステムが連携する仕組みを悪用し、顧客情報を機械的に検索して取得しました。TECH+

会見では、定期的な安全性の検査を実施していたものの、今回の攻撃経路を従来の診断で見つけられなかったと説明しています。原因や侵入経路の詳細は引き続き調査中です。ケータイ Watch、ドコモ公式第三報

同社はサービス再開の判断基準や管理体制も見直す方針です。4日夜に安全と判断した根拠、従来の検査で攻撃経路を見つけられなかった理由、今後の検査方法が、再発防止策を確かめるうえでの焦点になります。Business Insider Japan、ケータイ Watch

My docomoなどの復旧時期は未定

6日18時の公式第三報では、My docomoとドコモオンラインショップは緊急メンテナンスを継続しています。アクセスを遮断し、新たな情報流出は確認されていないとしています。ドコモ公式第三報

ahamoの新規受付サイトも、6日18時から安全確認のため予防的に停止しました。ドコモはシステムを改修し、安全性を確認したうえで各サービスを順次再開する方針です。具体的な再開日は未定です。ケータイ Watch

急ぎの手続きは、ドコモショップや量販店などの店頭で対応できる場合があります。ドコモは最寄りの店舗への相談を案内しています。緊急メンテナンスの報道

対象者への通知を開始、見舞金も検討

個人の対象者には11月6日からSMS(携帯電話番号宛ての短いメッセージ)で案内を始めました。今後は追加のSMSや郵送でも知らせる予定です。法人には営業担当者などを通じて連絡します。ケータイ Watch

見舞金の支払いも検討しています。対象範囲、金額、支払い方法は未定です。Business Insider Japan

ドコモは、流出した情報を悪用した不審なメール、SMS、電話への警戒を呼びかけています。不審な連絡ではリンクや添付ファイルを開かず、個人情報やパスワード、カード情報を入力・回答しないよう案内しています。ドコモ公式第三報

問い合わせ用の特設ダイヤルは 0120-451-360、受付は9時~20時です。

同時期に発生した5Gの通信障害

11月5日には、5G SA(5G専用の設備を使う通信方式)の契約者向けサービスでも通信障害が発生しました。通話やデータ通信などが利用しづらい状態は、5日11時18分ごろから6日1時20分ごろまで続きました。

ドコモは、原因を交換機の混雑と説明し、不正アクセスやサイバー攻撃の形跡は確認されていないとしています。この通信障害は6日未明に復旧しました。通信障害の復旧報道

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