2026年9月17日の第2次高市改造内閣で、笹川博義氏が環境大臣として初入閣しました。笹川氏は群馬県議を経て国政に進み、環境政務官と環境副大臣を務めた経験があります。環境省の政務を二度経験したうえでの大臣就任です。
今回は環境相に加え、原子力防災と、新たに名簿に加わったクマ被害対策も担当します。本稿では、公表された経歴と報道をもとに整理します。
基本プロフィール
| 氏名 | 笹川 博義(ささがわ ひろよし) |
|---|---|
| 生年月日 | 1966年8月29日(就任時60歳) |
| 出身 | 東京都(地盤は群馬県太田市) |
| 選挙区 | 衆議院 群馬3区(当選6回) |
| 所属 | 自由民主党(旧茂木派) |
| 学歴 | 明治大学政治経済学部中退 |
| 前職 | 会社経営、群馬県議会議員 |
経歴の歩み
| ― | 会社経営に携わる |
|---|---|
| 2007年 | 群馬県議会議員に初当選(2011年に再選) |
| 2012年12月 | 衆院選で群馬3区から初当選 |
| 2017年 | 環境大臣政務官(第3次安倍第3次改造内閣、第4次安倍内閣) |
| 2020年9月 | 環境副大臣(菅内閣) |
| 2022年10月 | 衆議院農林水産委員長 |
| 2024年 | 自民党総裁選で茂木敏充氏の陣営の選対事務局長 |
| 2026年9月 | 環境大臣として初入閣 |
環境政務官と副大臣、農林水産委員長の経験
笹川氏は、環境政務官と環境副大臣を務め、環境省の政策に継続して関わってきました。副大臣時代には、外来生物のヒアリ対策の現場を視察するなど、生物多様性や自然環境の分野にも携わっています。衆議院農林水産委員長の経験は、野生鳥獣の被害対策とも関係します。
父は元衆院議員で自民党総務会長を務めた笹川堯氏です。
2026年9月の改造内閣での担当
- 環境大臣
- 内閣府特命担当大臣(原子力防災)
- クマ被害対策担当
クマ被害対策担当は、官邸が掲載する第2次高市内閣の名簿(2026年4月1日現在)には見当たらず、改造後の名簿で確認できる担当です。市街地へのクマの出没と人身被害が続くなか、環境相に対策の司令塔の役割を持たせた形です。
今後の課題:クマ対策・脱炭素・原子力防災の具体策
- クマ被害対策で、捕獲体制や自治体への支援をどう拡充するか
- 温室効果ガス削減目標の達成に向け、具体的な施策と進み具合を示すか
- 原子力防災の担当として、原発周辺の避難計画の実効性をどう確かめるか
- 福島の除去土壌の再生利用・最終処分について、工程を説明するか
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出典
- 首相官邸「第2次高市改造内閣 閣僚名簿」(令和8年9月17日発足)
- 首相官邸「笹川博義 環境副大臣」経歴(菅内閣)
- NHK「内閣改造 環境相に笹川博義氏を起用へ」
- nippon.com「第2次高市改造内閣の顔ぶれ」
- 首相官邸「第2次高市内閣」閣僚名簿


