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原田博史県議とは|新会派代表の現在と公文書管理・環境の質問

地方自治・議会

原田博史県議は小倉北区選出の5期目で、公文書管理や環境政策を質問してきました。2026年8月17日の採決中止動議には反対。9月1日版の公式情報では、新会派「県民の声ふくおか」の代表です。

2026年10月6日訂正・補足:公式の採決結果ページは専門家調査の議案の可決を掲載しています。採決中止動議の結果を公式掲載としていた説明を訂正しました。

2026年9月5日更新

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2026年9月5日の主な更新

  • 2026年9月1日現在の県議会公式プロフィールで、原田博史県議は「県民の声ふくおか」の代表、当選5回と確認できます。
  • 県議会の公式一般質問表から、公文書管理、生物多様性戦略、商店街活性化などの質問を確認しました。
  • 訂正:旧稿で原田県議の質問としていた「学習指導要領の改訂に伴う児童・生徒への影響及び教員の働き方」は、2018年3月7日の渡辺美穂県議の質問でした。原田県議が同定例会で質問したのは、3月8日の生物多様性戦略と商店街活性化です。

出典:福岡県議会・原田博史議員プロフィール、2018年2月定例会一般質問表。質問者を取り違えた記述は原田県議の実績として掲載しません。


原田博史県議は、福岡県議会で5期を務めるベテランです。

その原田県議が、蔵内勇夫議長への議長職辞職勧告決議案の採決を止める動議に反対しました。

2026年8月17日の臨時会では、林泰輔県議が提出した採決中止動議が賛成49、反対35で可決され、本案は採決されませんでした。

確認できる原田県議の行動は、採決中止への反対です。辞職勧告決議案そのものへの賛否は、採決がなく未確認です。

原田県議は、過去に議会運営委員会副委員長や予算特別委員会副委員長を務め、公文書管理のあり方も本会議で質問しています。

議会の手続と記録を知るベテランが、重要議案の結論を見えなくする動議へ反対した。この判断は評価できます。

▼採決中止動議の賛成・反対議員一覧
福岡県議会・採決中止動議の賛否一覧|49人と35人の全氏名

原田博史県議の基本プロフィール

項目 内容
氏名 原田博史(はらだ・ひろし)
選挙区 北九州市小倉北区
会派 県民の声ふくおか(代表)
当選回数 5回
生年月日 1966年4月29日
年齢 60歳(2026年8月24日現在)
常任委員会 商工労働委員会
特別委員会 空港・交通インフラ調査特別委員会
主な議会役職 元議会運営委員会副委員長、元予算特別委員会副委員長

原田県議の選挙区は北九州市小倉北区です。

選挙区は、公式プロフィールと北九州市の選挙結果で照合できます。

小倉北区は県庁所在地ではないものの、北九州市役所、小倉駅、商業・医療・文化施設が集まる北九州都市圏の中心です。産業、交通、医療、防災の政策が暮らしへ直結します。

2023年県議選は8,142票で3番手当選

2023年の小倉北区選挙区は定数3に5人が立候補しました。

候補者 党派 得票 結果
中村明彦 自由民主党 10,860票 当選
壹岐和郎 公明党 10,366票 当選
原田博史 無所属 8,142票 当選
齋藤法子 無所属 6,225票 落選
八記博春 日本共産党 4,711票 落選

投票率は27.44%でした。

原田県議は4位候補に1,917票差をつけて5期目の議席を得ました。

同じ小倉北区の中村明彦県議も、今回の採決中止動議に反対しています。壹岐和郎県議は公明党所属で、TNCが確認した賛成49人の一覧には含まれていません。

小倉北区選出の3人はいずれも、採決中止に賛成した議員としては確認されていません。

都市部として低い27.44%の投票率で選ばれた議員だからこそ、任期中の重要投票と説明責任が一層問われます。

初当選期から周産期医療と新北九州空港

原田県議は2007年6月定例会の7月3日の一般質問で、周産期母子医療と新北九州空港を取り上げました。

周産期医療は、妊娠後期から出産直後までの母子を支える医療です。産科医や新生児科医の確保、搬送、新生児集中治療室(NICU)、地域の医療機関の連携が欠かせません。

新北九州空港は現在の北九州空港です。旅客だけでなく、貨物、物流、企業立地、観光、災害時の輸送拠点として地域経済に関わります。

9月1日版の公式情報では、原田県議は商工労働委員会と空港・交通インフラ調査特別委員会に所属しています。

初当選期に取り上げた空港と地域産業を、9月1日時点の委員会所管でも扱う立場にあることが分かります。

豪雨前から気候変化と防災・減災を質問

2009年9月定例会の10月5日、原田県議は「気候変化に伴う防災、減災対策」を質問しました。

局地的豪雨、河川氾濫、内水氾濫、土砂災害が日常的な政策課題になる前から、気候変化と防災を結びつけています。

小倉北区には市街地、河川、斜面地があり、都市型水害と土砂災害の両方へ備える必要があります。

災害対策には、危険箇所の工事、避難情報、要支援者への支援、学校や福祉施設の計画、インフラの維持管理、行政記録の検証まで含まれます。

原田県議が長期的なリスクを早い段階から県政課題にしたことは評価できます。

公文書管理を質問した県議として筋の通る反対票

2017年12月、原田県議は「本県の公文書の管理のあり方」を質問しました。

公文書は、行政が何を検討し、誰が判断し、どのような根拠で結論を出したかを後から確かめるための基盤です。

議会の投票記録も、県民が代表者の判断を検証するための政治的な記録です。

今回の採決中止動議が可決された結果、辞職勧告決議案そのものに対する各議員の賛否は残りませんでした。

原田県議は採決中止に反対しました。

公文書管理を問い、議会運営に関わってきた議員が、重要な判断を記録へ残せる方向に投票した。その点で、過去の問題意識と今回の判断はつながっています。

生物多様性、平尾台、広谷湿原を継続して扱う

原田県議は2017年12月に、平尾台・広谷湿原のラムサール条約登録を質問しました。2018年2月定例会には生物多様性戦略を取り上げています。

平尾台は北九州市を代表するカルスト台地で、広谷湿原には希少な生態系があります。

自然環境を守るには、観光利用、農林業、土地所有、保全活動、外来種対策など利害の異なる関係者を調整しなければなりません。

原田県議は、地域の自然資産を単なる観光資源としてではなく、県の環境政策と国際的な保全制度へつなぐ視点で質問してきました。

2018年2月定例会で確認した環境・商店街の質問

公式一般質問表では、原田県議は2018年3月8日に、生物多様性戦略と商店街の活性化を質問しています。

旧稿で原田県議の実績としていた「学習指導要領の改訂に伴う児童・生徒への影響及び教員の働き方」は、前日の3月7日に渡辺美穂県議が行った質問でした。質問者を取り違えた記述を訂正し、原田県議の実績から除きます。

自然環境と地域商業は別分野ですが、いずれも地域資源を将来へ残すための制度、予算、関係者の調整が問われるテーマです。

5期目だからこそ反対理由を詳しく説明してほしい

原田県議は、議会運営委員会副委員長や予算特別委員会副委員長を経験しています。

県議会の議事手続、会派間調整、予算審査を知る立場です。

採決中止動議に反対した判断は評価できます。

ベテランには、投票の理由と改革案を具体的に示す責任もあります。

なぜ反対したのか。本案が採決されていたらどう判断したのか。採決中止を可能にした議会運営を今後どう改めるのか。

5期目の県議には、若手以上に具体的な説明と制度改革の提案が求められます。

TNC調査で示された県民の反応

TNCが県内有権者1,020人へ行った緊急調査では、採決中止を「不適切な対応で納得できない」とした回答が75.0%でした。

「採決を行い各議員の賛否を明らかにすべきだった」は79.0%。民主県政県議団で採決中止に反対した議員を評価する回答は60.4%、賛成議員を評価する回答は11.4%でした。

原田県議個人を評価した調査ではありません。

ただし、採決を行うべきだという多数意見と、原田県議の反対票の方向が一致したことは明確です。

県議会自身が、動議の議員別賛否を公開してほしい

公式の8月臨時会採決結果ページに載るのは、地方自治法100条の2に基づく専門家調査の議案が可決されたことです。採決中止動議の49対35はTNCの報道による票数で、公式ページに動議の票数や個人別賛否は掲載されていません。

原田県議の反対は、TNC記者が確認した賛成49人の名簿、県議会公式名簿、採決不参加者を照合して判定したものです。

原田県議は公文書管理を質問し、議会運営委員会副委員長も経験しました。記録を残す意義と議会手続の双方を知る議員です。

重要議案だけでなく、採決の可否を左右する動議についても、議員名と賛否を県議会が公式に公開する制度を提案できる立場にあります。

原田博史県議に答えてほしい7つの質問

  1. 採決中止動議に反対した最大の理由は何ですか。
  2. 辞職勧告決議案が採決されていたら、賛成・反対のどちらでしたか。
  3. 議会運営委員会副委員長経験者として、今回の手続をどう評価しますか。
  4. 公文書管理を質問してきた立場から、個人別賛否が公式公表されない現状をどう考えますか。
  5. 会派が10対10に割れた協議過程を説明できますか。
  6. 小倉北区の有権者へ、反対票の理由をどのように報告しますか。
  7. 重要投票の議員別結果を県議会サイトで公開する改革を提案しますか。

よくある質問

Q1. 原田県議の選挙区は八幡西区ですか?

いいえ。福岡県議会公式プロフィールでは北九州市小倉北区です。

Q2. 原田県議は辞職勧告決議案に賛成しましたか?

本案は採決されていないため断定できません。確認できるのは採決中止動議への反対です。

Q3. 2023年県議選の得票数は?

8,142票で、小倉北区の定数3のうち3番手当選でした。

まとめ

  • 原田博史県議は北九州市小倉北区選出、県民の声ふくおかの代表を務める5期目
  • 2023年県議選は8,142票で3番手当選
  • 商工労働委員、空港・交通インフラ調査特別委員
  • 元議会運営委員会副委員長、元予算特別委員会副委員長
  • 周産期医療、空港、防災、公文書管理、生物多様性、商店街を質問
  • 2026年8月17日の採決中止動議に反対

原田県議は、議会手続と記録の重要性を知る5期目の県議です。

採決を止めず、各議員の判断を示す機会を残す側へ投票したことを評価します。

次に必要なのは、反対理由の公表と、同じことを繰り返さないための議会改革です。

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確認資料・参考リンク

追記(2026年9月16日現在)

福岡県議会では、2026年9月9日の9月定例会開会日に大島道人議員(自民党県議団)が議長に選出されました。大島議長は、金銭授受疑惑に関する第三者委員会への議会の協力と調査結果の公表、9月定例会中の政治倫理条例の制定、議員報酬・定数・選挙区の見直し、議長在任中の海外活動を実施しないこと、議会と執行部の関係の見直し、ワンヘルス施策の議論という6項目を「議長としての約束」として示しています。

福岡県は9月14日、「改革の地図」を公開し、海外活動、県議会と執行部の関係、部課長会による政治資金パーティー券購入補助、ワンヘルス、講師謝金、議員連盟への補助金を改革項目として整理しました。議長の約束と県の改革ロードマップは、今後、制度化・調査開始・結果公表まで進んだかを確認するための基準になります。

また、9月16日報道では、県議会側の第三者委員会について、弁護士13人で9月17日に設置する方向とされています。ただし、2026年9月16日時点では、公式に設置が完了したこと、調査が始まったこと、委員名簿や報告書の公表時期は確認できていません。報道された予定と、公式に確認できる実施結果を分けて追跡します。

福岡県議会の代表質問表では、原田博史議員が9月16日に代表質問を行う予定とされ、主な論点としてワンヘルス、海外活動、不当要求防止条例案などが掲載されています。質問表は予定項目であり、実際の発言内容や県の答弁、政策の評価そのものではありません。

出典:福岡県議会「議長としての6つの約束」/福岡県「改革の地図」/福岡県議会「令和8年9月定例会の代表質問表」/福岡県議会「令和8年8月臨時会の採決結果」/第三者委員会に関する9月16日報道(元記事は確認時点で閲覧できませんでした)

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