2026年9月18日、第2次高市改造内閣の副大臣と大臣政務官が決まりました。総務省では、副大臣に日本維新の会の斎藤アレックス氏と鈴木英敬氏、大臣政務官に小池正昭氏、島田智明氏、福原淳嗣氏が就いています。島田氏は改造前は外務大臣政務官で、総務政務官に移りました。
5人のうち鈴木氏、島田氏、福原氏は知事・市長の経験者で、小池氏も市議・県議を長く務めました。地方行政の経験者が厚い布陣です。総務大臣の藤井比早之氏を支える5人の経歴を整理します。
一覧
| 役職 | 氏名 | 所属・議院 | 主な経歴 |
|---|---|---|---|
| 総務副大臣 | 斎藤 アレックス | 維新・衆院(3期) | 証券会社勤務。国民民主党から維新へ |
| 総務副大臣兼内閣府副大臣 | 鈴木 英敬 | 自民・衆院(3期) | 通商産業省出身、三重県知事(3期)。内閣府政務官を経験 |
| 総務大臣政務官 | 小池 正昭 | 自民・衆院(2期) | 成田市議(市議会議長)、千葉県議(4期) |
| 総務大臣政務官 | 島田 智明 | 自民・衆院(2期) | 経営コンサル、神戸大学准教授、河内長野市長。外務政務官から横滑り |
| 総務大臣政務官兼内閣府大臣政務官 | 福原 淳嗣 | 自民・衆院(2期) | 大館市議、大館市長 |
一人ずつの経歴
斎藤 アレックス(さいとう あれっくす)|総務副大臣
1985年生まれ。同志社大学経済学部を卒業し、大和証券SMBCに勤めました。
2021年の衆院選で国民民主党から立候補し、比例近畿ブロックで初当選。2023年に前原誠司氏らと国民民主党を離れ、「教育無償化を実現する会」の結成に参加しました(国民民主党は離党届を受理せず、除籍処分としています)。2024年に日本維新の会に合流しています。
鈴木 英敬(すずき えいけい)|総務副大臣兼内閣府副大臣
1974年生まれ。東京大学経済学部を卒業して通商産業省に入りました。
2011年に三重県知事に当選し、3期目の途中で辞職して2021年の衆院選で三重4区から初当選。内閣府大臣政務官(第2次岸田改造内閣)を務めました。知事経験は、地方財政や自治体DXを担う総務行政に直結します。
旧安倍派の政治資金パーティーをめぐっては、2018〜2022年の5年間で計280万円の収支報告書への不記載があったと報じられた議員の一人です(情報公開クリアリングハウスの集計による)。
小池 正昭(こいけ まさあき)|総務大臣政務官
1966年生まれ。1995年に千葉県成田市議会議員に当選し、市議会議長も務めました。2011年からは千葉県議会議員を4期務めています。
2024年の衆院選で千葉10区から初当選し、2026年に再選しました。
島田 智明(しまだ ともあき)|総務大臣政務官
1969年、大阪府河内長野市生まれ。京都大学工学部、東京大学大学院を経て、経営コンサルティング会社などに勤め、仏INSEADで博士号を取得。神戸大学大学院の准教授を務めました。
2016年に河内長野市長となり、2024年の衆院選で初当選。2025年10月の高市内閣で外務大臣政務官に就任し、今回の改造で総務政務官に移りました。
福原 淳嗣(ふくはら じゅんじ)|総務大臣政務官兼内閣府大臣政務官
1967年、秋田県大館市生まれ。慶應義塾大学法学部を卒業し、大館市議会議員を経て、2015年に大館市長に当選しました。
衆院秋田2区から国政に進み、2026年の衆院選で再選しています。2024年の衆院選をめぐっては、陣営の元事務局長ら3人が公職選挙法違反(買収)の罪で略式起訴されたと共同通信などが報じました。
今後の確認ポイント
- 地方財政計画と地方交付税で、物価・人件費の上昇をどう反映させるか
- 副首都整備や自治体システム標準化の進め方
- 放送・通信行政の中立性
- 政治資金や選挙をめぐって報じられた問題について、就任後にどう説明するか
※経歴は首相官邸が過去の名簿に掲載した略歴、各議員の公式プロフィール、報道など公開情報をもとに整理しました。当選回数は2026年9月時点の数です。
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