本文へ移動

立花孝志氏が再び不起訴|神戸地検の説明と不起訴不当後の経緯

法律・公益通報

初出:2026年7月14日/更新:2026年9月27日
再捜査後の不起訴報道を受け、処分結果と理由を追記しました。初出時の経緯・出典・動画も残しています。

神戸地検は、立花孝志氏の奥谷謙一・兵庫県議に対する脅迫容疑について、2026年9月25日付で再び嫌疑不十分による不起訴処分とした、と報じられました。検察審査会の「不起訴不当」の議決を受けて再捜査しましたが、刑事裁判にかける結論には至りませんでした。

地検の説明は、人を恐れさせるほどの害悪を告げたと認定することが難しい、というものです。この記事は9月27日時点で確認した報道を基に、処分の経緯と、自宅前街宣に対するカネさんの疑問を伝えます。

関連動画

再び不起訴とした地検の説明と、奥谷県議の受け止めを取り上げた解説動画です(2026年9月27日公開)。

YouTubeで動画を見る

広告

▶ 政経プラスチャンネルの最新解説動画

チャンネル登録して、新しい解説を受け取る

自宅兼事務所前の演説が対象、再捜査後も嫌疑不十分に

対象は、立花孝志・NHKから国民を守る党党首が、奥谷県議の事務所兼自宅前で行った街頭演説をめぐる脅迫容疑です。今回の処分は、この容疑についての判断です。

動画で紹介したABCニュースの9月26日配信記事によると、立花氏は2024年11月の兵庫県知事選で、奥谷県議の事務所兼自宅前で拡声器を使って演説しました。その後、脅迫の疑いなどで書類送検され、地検が不起訴としました。

2026年6月に検察審査会が脅迫容疑の処分を「不起訴不当」と議決し、地検は再捜査。9月25日付で、再び不起訴としたと伝えられています。

時期報道が伝える経緯
2024年11月兵庫県知事選で、奥谷県議の事務所兼自宅前における街頭演説
その後脅迫の疑いなどで書類送検され、地検が不起訴処分
2026年6月検察審査会が脅迫容疑について「不起訴不当」と議決
2026年9月25日再捜査後、地検が再び嫌疑不十分による不起訴処分

この表は、提供動画に映るABCニュースの記事の要約です。地検の処分書や捜査記録を直接読んだ年表ではありません。同記事は、この脅迫容疑について刑事手続きが終了すると伝えています。

検察審査会は6月24日に「不起訴不当」と議決、7月13日に公表

報道によると、神戸第2検察審査会は2026年6月24日付で、立花孝志氏に関する脅迫容疑の不起訴処分を「不起訴不当」と議決し、7月13日に公表しました。対象は、2024年11月に立花氏が奥谷謙一・兵庫県議の自宅兼事務所前で行った演説などをめぐる脅迫容疑です。

奥谷県議は当時、告発文書問題を調べる県議会の百条委員会で委員長を務めていました。神戸地検は、脅迫、名誉毀損、威力業務妨害の各容疑を嫌疑不十分で不起訴としていました。

検察審査会が見直しを求めたのは、脅迫容疑の処分です。名誉毀損と威力業務妨害の容疑は、「不起訴相当」とされています。

報道によると、検察審査会は、住宅地に多数の聴衆を集め、自宅前で被害者を糾弾する演説は、一般人であれば恐怖を感じるとの趣旨を示しました。これは審査会の判断で、犯罪の成立を認定した裁判の判決ではありません。

初出記事(7月14日)の出典: 裁判所「検察審査会での審査の流れ」 / 裁判所「検察審査会の概要」 / 神戸新聞NEXT(2026年7月13日)(確認時点でリンク先を取得できませんでした) / 朝日新聞(2026年7月13日)(確認時点でリンク先を取得できませんでした)

▼7月時点の解説動画(再不起訴報道前)
検察審査会の「不起訴不当」を取り上げた動画

地検は、人を恐れさせる害悪の告知と認定するのは困難と説明

焦点は、一連の言動が、相手に害を加えると知らせて恐れさせる「害悪の告知」に当たると認定できるかでした。

動画内の朝日新聞の9月25日配信記事では、地検は証拠を精査・検討した上で、その認定は困難だと説明しています。ここで伝えているのは、報道された地検の説明です。筆者は、捜査で集めたすべての証拠を閲覧できていません。

ABCニュースは、奥谷県議が検察の判断を受け止めた上で、残念だと述べたと伝えています。不起訴によって行為が社会的に許されるとは考えていないとの趣旨で、社会に誤った受け止めが広がることへの懸念も示しました。

地検が不起訴を選んだ理由と、奥谷県議が行為への批判を続ける理由は、それぞれ示す必要があります。刑事処分としての結論は不起訴です。行為への社会的な評価は、その結論と理由を踏まえて考える問題です。

「不起訴不当」の後に、また不起訴となることはあるか

あります。「不起訴不当」は、詳しく捜査して処分を決め直すよう求める議決です。起訴・不起訴は、再捜査後に検察官が判断します。

裁判所の審査の流れの説明でも、不起訴不当の後は、検察官が再度捜査し、起訴・不起訴を判断するとされています。

「起訴相当」と議決された事件で、検察官が再び不起訴とした場合などは、検察審査会が第二段階の審査を行います。今回は、その手続きとは異なる「不起訴不当」の議決を受けた再捜査でした。

不起訴は、検察官が刑事裁判にかけないと決める処分です。裁判所の起訴・不起訴の説明では、検察官が起訴すると裁判手続きが始まるとされています。裁判で審理した結果を示す無罪判決とは、判断する主体と手続きが異なります。

報じられた理由は「嫌疑不十分」、つまり疑いを十分に認められないとの判断です。疑いが十分でも事情を考慮して起訴を見送る「起訴猶予」とは、理由が異なります。

自宅前で名指しの街宣を受ける重さを、どう考えるか

カネさんが動画で批判したのは、自宅兼事務所の前に人が集まり、名指しで呼びかけられる側への影響です。刑事処分の結果を示した上での、筆者の評価です。

現場は事務所であると同時に住まいでもありました。私は、自宅前での街宣が受け手や家族に与える影響を、重く考えるべきだと思います。

犯罪の成立は、証拠と法律の要件に基づいて判断されます。地検が認定は困難だと説明したことを踏まえても、自宅で名指しの街宣を受ける人の恐怖をどう扱うかという問題は残ります。

私は、報道された処分の結論だけで、自宅前街宣の重さへの疑問が解消したとは考えません。今回の資料で政治的な介入や忖度は確認できておらず、批判の根拠は、行為の内容と受け手への影響に置いています。

7月14日の初出記事では、再捜査と次の処分を焦点としました。9月27日の更新で、再捜査後も不起訴になったという報道と、地検の説明を反映しました。

よくある質問

不起訴不当と議決されたら、必ず起訴されますか?

検察官が詳しく再捜査した上で、起訴するかを判断します。今回報じられた結果は、再捜査後も不起訴としたというものでした。

再び不起訴になったのは、立花氏のどの事件ですか?

奥谷県議の事務所兼自宅前の演説をめぐる脅迫容疑です。他の人に関する事件や訴訟の処分まで、まとめて決めたものではありません。

不起訴になれば、街宣への批判も成り立たなくなりますか?

処分の結果と理由を踏まえた上で、行為への社会的な評価を論じることはできます。この記事では、地検の説明、奥谷県議の受け止め、筆者の批判をそれぞれ示しています。犯罪が成立したという裁判判断は示されていません。

本・動画・関連記事のご案内

告発文書問題の経緯をまとめて読みたい方には、政経プラスの『兵庫県告発文書問題がわかる20の問い』もあります。20の問いと年表・比較表を使い、事実、当事者の説明、著者の見解を分けて整理しました。

Kindle版の無料キャンペーンは、2026年10月1日15:59(日本時間)で終了しました。実施期間は9月26日16:00〜10月1日15:59です。Amazonの商品ページで現在の販売価格をご確認ください。書籍紹介と購入先もご覧いただけます。率直な感想やレビューをお待ちしています。

映像を交えた解説は政経プラスチャンネル、文章で読む検証や意見はnote「立花氏、再び不起訴。それでも自宅前街宣への疑問は残る」、更新の案内は政経プラス通信でお届けします。

出典・確認範囲

資料の確認日は2026年9月27日。記事画面で確認した報道を、地検の処分書や捜査資料の直接確認と同一には扱っていません。

立花氏本人の今回の処分に対する説明は、今回参照した資料では確認できていません。

執筆・構成:カネさん(政経プラスチャンネル運営)+ChatGPT

関連記事

ほかの記事を探す
ホームで目的から探す →
タイトルとURLをコピーしました