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山下貴司法相の経歴|検事出身、2018年以来の法相再登板で問われること

山下貴司法相の経歴|検事出身、2018年以来の法相再登板で問われること|政経プラスチャンネル公式ブログ 国政・政策

2026年9月17日に発足した第2次高市改造内閣で、山下貴司氏が法務大臣に就きました。山下氏にとって法相は2度目です。2018年10月から2019年9月まで第4次安倍改造内閣で法相を務めており、約7年ぶりの再登板になります。

今回は法務行政に加えて、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)、女性活躍担当、法制度検証・改革担当も兼ねます。検事として捜査の現場を知り、法務省で国際刑事分野を担った経歴は、法相として強みになる一方、捜査機関との距離の取り方も問われます。本稿では、公表されている経歴から、山下氏の歩みと今後の確認点を整理します。

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基本プロフィール

氏名 山下 貴司(やました たかし)
生年月日 1965年9月8日(就任時61歳)
出身 香川県高松市生まれ、岡山県育ち
選挙区 衆議院 岡山2区
学歴 東京大学法学部卒業、米コロンビア大学ロースクール修了
前職 検事、法務省刑事局国際刑事企画官
閣僚経験 法務大臣(2018年10月〜2019年9月)

経歴の歩み

大学在学中 司法試験に合格。司法修習を経て検事に任官
検事時代 東京地検特捜部などで勤務。法務省でも勤務
1997年 米コロンビア大学ロースクールを修了
2002年ごろ 在米国日本大使館の一等書記官・法律顧問(約3年)
2010年 法務省刑事局国際課の国際刑事企画官を最後に退官
2012年12月 衆院選で岡山2区から初当選
2017年 法務大臣政務官・内閣府大臣政務官
2018年10月 法務大臣に就任(第4次安倍改造内閣、当選3回での初入閣)
2024年11月 自民党副幹事長
2026年9月 法務大臣に再任。男女共同参画・女性活躍・法制度検証・改革も担当

前回の法相時代に何をしたか

前回の在任期間は約11か月でした。この間に成立した法律には、在留資格「特定技能」を設けて出入国在留管理庁を置いた改正出入国管理法、養育費の不払いに対する強制執行をしやすくした民事執行法の改正、特別養子縁組の対象年齢を引き上げた民法改正などがあります。

外国人労働者の受け入れを広げた入管法改正は、国会で賛否が分かれた法律です。制度をつくった当時の法相が、7年後に運用の結果とどう向き合うかは、再登板の大きな論点になります。

議員としての活動

国会議員としては、議員立法への関与が目立ちます。チケット不正転売禁止法、再犯防止推進法、改正ストーカー規制法などに携わったとされます。自民党内では、インターネット上の誹謗中傷対策を検討する小委員会の委員長を務め、侮辱罪の法定刑引き上げの議論にも関わりました。

これらは、刑事司法と被害者保護の両面に関わる分野です。検事出身の経歴が、立法の場で具体的な形になってきたといえます。

2026年9月の改造内閣での担当

官邸の名簿によると、今回の担当は次のとおりです。

  • 法務大臣
  • 内閣府特命担当大臣(男女共同参画)
  • 女性活躍担当
  • 法制度検証・改革担当

第2次高市内閣では、男女共同参画と女性活躍は別の特命担当大臣が持っていました。今回の改造で法相の兼務になった点は、担当の組み替えとして押さえておく必要があります。

今後の課題:入管制度・法改革・男女共同参画への答弁

  • 自らが所管した特定技能制度の運用状況を、どのデータで説明するか
  • 法制度検証・改革担当として、どの法律を検証対象に選び、工程を示すか
  • 男女共同参画の担当として、選択的夫婦別姓など意見が割れるテーマでどんな答弁をするか
  • 検察出身の法相として、個別事件への指揮権や捜査との距離をどう説明するか

経歴は専門性を示しますが、評価の材料は就任後の答弁と法案です。国会での説明を一次資料で確かめていきます。

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