2026年9月17日の第2次高市改造内閣(大臣などを入れ替えた内閣)で、小野田紀美氏は経済安全保障(重要な物資や技術を確保し、経済を安全に保つ政策)担当相に留任しました。小野田氏は2025年10月の高市内閣で初入閣し、新設された「外国人との秩序ある共生社会推進担当」も務めています。
今回の改造では、科学技術や宇宙、人工知能(AI、人の判断や生成などをコンピューターで担う技術)戦略などの担当がデジタル相に移り、代わりに感染症危機管理担当が加わりました。本稿では、首相官邸の略歴をもとに経歴と担当の変化を整理します。
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基本プロフィール
| 氏名 | 小野田 紀美(おのだ きみ) |
|---|---|
| 生年月日 | 1982年12月7日(改造内閣発足時43歳) |
| 出身 | 岡山県(米国生まれ) |
| 選挙区 | 参議院 岡山選挙区 |
| 学歴 | 拓殖大学政経学部政治学科卒業 |
| 主な前職 | 会社員、東京都北区議会議員 |
| 閣僚歴 | 経済安全保障担当相(2025年〜) |
経歴の歩み
| 2005年 | 拓殖大学政経学部を卒業 |
|---|---|
| 2008年 | 民間企業に勤務(2010年まで) |
| 2010年 | TOKYO自民党政経塾に入塾 |
| 2011年4月 | 東京都北区議会議員に当選(2015年に再選) |
| 2016年7月 | 参院選で岡山選挙区から初当選 |
| 2020年9月 | 法務大臣政務官(特定の政策分野で大臣を補佐する役職。菅内閣) |
| 2022年7月 | 参院選で再選 |
| 2022年8月 | 防衛大臣政務官(第2次岸田改造内閣) |
| 2025年10月 | 経済安全保障担当相・外国人との秩序ある共生社会推進担当で初入閣(高市内閣) |
| 2026年9月 | 留任。感染症危機管理担当が加わる |
経歴から見える特徴
小野田氏は法務政務官と防衛政務官を務め、法務と防衛の政策に関わってきました。外国人政策と経済安全保障を担う現在のポストは、この経験と重なります。
米国生まれで、2016年には日本と米国の二重国籍(同時に二つの国の国籍を持つこと)と国籍選択の手続きについて、自ら説明したと報じられています。ここでは当時の説明を紹介するもので、現在の戸籍や国籍証明を独自に確認したものではありません。
今回の担当事項
内閣府特命担当大臣(内閣府で指定された政策分野を担う大臣)としての担当も、官邸名簿で確認できます。
- 経済安全保障担当
- 感染症危機管理担当
- 外国人との秩序ある共生社会推進担当
- 内閣府特命担当大臣(経済安全保障)
改造前は、クールジャパン戦略(日本の文化や魅力を海外へ広める政策)、知的財産戦略(発明や著作物などの権利を生かす政策)、科学技術政策、宇宙政策、人工知能戦略も担当していました。これらはデジタル相の古川俊治氏に移り、感染症危機管理は城内実氏から小野田氏に移っています。
外国人政策・重要物資の供給網・感染症体制で問われる対応
- 外国人政策で、在留管理や土地取得などの課題にどんな制度案を示すか
- 「秩序ある共生」の中身を、差別の防止とどう両立させるか
- 重要物資の供給網や先端技術の流出防止で、経済安全保障推進法(重要物資や基幹設備、先端技術などを守る法律)の運用をどう進めるか
- 感染症危機管理で、次の感染症に備える体制と予算
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