2026年9月17日の第2次高市改造内閣で、上野賢一郎氏は厚生労働大臣に留任しました。上野氏は2025年10月の高市内閣発足時に初入閣し、厚労相を続けています。
上野氏は旧自治省の出身で、国会議員になってからは国土交通政務官(特定の政策分野で大臣を補佐する役職)、財務副大臣(大臣を助け政策や省務を担う役職)、衆院内閣委員長などを務めました。社会保障(病気や老後などの生活上のリスクを社会で支える制度)と財政の両方に関わってきた経歴を、首相官邸の略歴をもとに整理します。
基本プロフィール
| 氏名 | 上野 賢一郎(うえの けんいちろう) |
|---|---|
| 生年月日 | 1965年8月3日(改造内閣発足時61歳) |
| 出身 | 滋賀県 |
| 選挙区 | 衆議院 滋賀2区 |
| 学歴 | 京都大学法学部卒業 |
| 前職 | 自治省 |
| 閣僚歴 | 厚生労働大臣(2025年10月〜) |
経歴の歩み
| 1990年 | 京都大学法学部を卒業し、自治省に入省 |
|---|---|
| 2005年9月 | 衆院選で初当選。衆議院厚生労働委員会委員 |
| 2007年 | 自民党税制調査会幹事 |
| 2014年9月 | 国土交通大臣政務官(第2次安倍改造内閣、第3次安倍内閣) |
| 2015年 | 自民党財務金融部会長 |
| 2016年 | 自民党経済産業部会長 |
| 2017年8月 | 財務副大臣(2018年10月にも再任。退任年の原資料は今回未再照合) |
| 2019年9月 | 自民党副幹事長 |
| 2021年 | 衆議院内閣委員長 |
| 2022年 | 自民党政務調査会副会長、衆議院厚生労働委員会理事 |
| 2023年 | 衆議院予算委員会理事 |
| 2025年10月 | 厚生労働大臣として初入閣(高市内閣) |
| 2026年9月 | 厚生労働大臣に留任 |
財務副大臣と厚生労働委員会での経験
上野氏は財務副大臣を3つの内閣にわたって務め、予算と税制の実務を経験しています。厚生労働行政は国の予算で大きな割合を占め、医療・年金・介護の給付と負担の調整が常に課題です。財政に明るい厚労相として、社会保障費の抑制と充実のバランスをどうとるかが問われます。
衆院厚生労働委員会の理事も務めており、社会保障分野の法案審議にも関わってきました。
2026年9月の改造内閣での担当
官邸の名簿では、担当は厚生労働大臣のみです。
社会保障の給付と負担、賃上げと人員確保の課題
- 医療・介護の報酬改定(公的保険で使うサービス価格の見直し)や高齢者の負担のあり方をどう説明するか
- 年金制度改革の続きとして、基礎年金(公的年金の基礎となる共通の給付)の底上げなどの議論をどう進めるか
- 賃上げと最低賃金の引き上げを、中小企業支援とどう両立させるか
- 医師・介護職の人手不足への具体策と予算
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