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蔵内氏が所長のFOF、支援予算は4年で1億円超――福岡県に求める支払先と成果の検証

蔵内氏が所長のFOF、支援予算は4年で1億円超――福岡県に求める支払先と成果の検証|政経プラスチャンネル公式ブログ 地方自治・議会

蔵内勇夫・元福岡県議会議長が所長を務めるFOF(FAVAワンヘルス福岡オフィス)への支援について、福岡県の資料から次に確かめるべきことが見えてきた。予算額、契約相手を選ぶ理由、成果の数え方である。公費を使う以上、この三つを県民が検証できなければならない。FOF所長挨拶

福岡県のFOF活動支援の当初予算を年度別に示す表。2023年度は2426万5千円、2024年度は2915万3千円、2025年度と2026年度は各2731万円で、4年度合計は1億803万8千円。表は当初予算であり、支出済みの合計や個人の受取額ではない。県は事務所の賃料、電気使用料、清掃費を覚書に基づき現物提供すると説明している。2026年度は進行中で、実支出は決算等で別に確認する。
福岡県の2023〜2026年度の当初予算資料に掲載された、FOFのワンヘルス推進活動への支援額を年度別に並べました。4年度の合計は1億803万8千円です。これは当初予算の合計で、実際に支出した合計でも、蔵内勇夫氏個人へ支払った額でもありません。県は覚書に基づく事務所経費の現物提供と説明しています。2026年度は進行中であり、実支出を検証するには各年度の決算や支払先の記録との照合が必要です。 出典:福岡県・2023年度当初予算の編成概要(PDF12頁) / 福岡県・2024年度当初予算の編成概要(PDF12頁) / 福岡県・2025年度当初予算の編成概要(PDF12頁) / 福岡県・2026年度当初予算の編成概要(PDF12頁) / 福岡県・行政改革審議会へのワンヘルス施策の諮問について(2026年9月30日確認)
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4年度の当初予算は1億803万8千円、実支出は年度別確認が必要

県の当初予算資料にあるFOF活動支援は、2023年度2,426万5千円、2024年度2,915万3千円、2025・2026年度は各2,731万円。4年度分の合計は1億803万8千円になる。2023年度・2024年度・2025年度・2026年度

この金額は4年度の当初予算の合計だ。2026年度は進行中で、支出実績は別に確認する必要がある。FOFへの現金交付額や、蔵内氏個人の受取額を示す数字ではない。

県は、FOF誘致後に締結した覚書に基づき、事務所賃借料、電気使用料、清掃費を現物で提供すると説明している。福岡の国連ハビタット事務所と同様の支援枠組みだという。県の説明

実支出については、NHKが9月17日、県の説明として、FOF事務所の賃料などに前年の2025年までに総額約6,000万円を支出し、研修目的で県職員1人が出向していると報じた。県の説明を伝える報道であり、年度別の会計記録そのものではない。4年度の当初予算とは期間・範囲がそろわず、予算と支出という性質も違う。差額を不明金とは言えない。NHK報道

県は、年度別の予算と決算を、費目と支払先までたどれる一覧で示すべきだ。県が貸主や業者へ直接払った額、FOFに渡した金銭があればその額を区別し、契約書、請求書、支出命令書と照合する。FOF側の寄付や講演収入など自主財源も含め、同じ経費に重ねて充てていないか確かめる必要がある。ここで求めているのは、重複の有無を検証できる会計資料だ。重複支出そのものは未確認である。

今回確認できた2024年度の国際連携事業全体の決算は7,278万5千円だが、これにはフォーラムなども含まれる。FOF単独の年度別決算は取得できていない。事業全体の数字で、FOFへの実支出が分かったことにはできない。県の実施状況報告書・PDF62頁

県獣医師会への随意契約は、教材作成や授業の実績が理由

県獣医師会への2025年度の随意契約には、幼稚園・保育所等のワンヘルス教育689万円、私立学校の教育481万8千円がある。県は、過去の教材作成や授業実績、専門知識、関係機関とのネットワークを挙げ、対応できる他の事業者がいないと説明している。幼稚園・保育所等の契約理由・PDF2頁・私立学校の契約理由・PDF5頁

専門性や教育の継続性を重視する理由は理解できる。随意契約であることだけで違法とは言えない。ただ、過去に県と教材を作った実績が、次も同じ団体へ発注する理由になるなら、受託先が固定される仕組みになっていないかを検証すべきだ。

他の事業者の能力は、いつ、どの範囲で調べたのか。専門家の監修と教材制作・授業運営を分ける方法は検討したのか。県費で作った教材を他の担い手も使える契約なのか。契約額の妥当性を何と比較したのか。県は理由書の結論に加え、その判断を支える記録を示す必要がある。

「海外参加者92人」の集計方法を示せ

県の2025年度事務事業評価書は、2024年度の国際フォーラムの「海外からの参加者数」を92人としている。一方、実施状況欄にある2025年2月の第5回フォーラムは、参加者249人、うち海外8人。オンデマンド配信は全体220回、うち英語版84回の再生だ。県の評価書・PDF7〜8頁

8と84を足すと92になるが、県が採用した集計方法は未確認だ。県には、92人をどう数えたかを示してほしい。数字の一致だけで水増しと判断することはできない。英語版の再生を含むなら、海外からの視聴をどう確認し、同じ人の繰り返し再生や会場参加との重複をどう扱ったのか。「人数」と「再生回数」の関係を説明してほしい。

県の原文は、英語版の再生回数に「聴講者数」と括弧書きを添えている。この読み替えの条件が分かれば、何を実績として数えたのかも確認できる。

県自身も同じ評価書で、海外研究者への周知や国際的な認知が十分でないと評価し、配信開始までの時間も課題としている。FOFの国際的ネットワークを生かす体制見直しも記載した。ならば、改善前後の成果を同じ基準で比べられるよう、集計定義を明らかにするべきだ。

同じ資料で県は、FOF支援経費を実績に基づいて縮減すると説明している。その見直しの内容を確かめるためにも、費目別に予算と実支出を並べて示してほしい。

蔵内氏は6月11日の会見で、政策の話はしているが、予算を付けるよう求めることはしていないと説明し、自身の政治活動で経費が余計に付いているとの見方も否定した。その説明は踏まえる。県議会の会見録

蔵内氏にも、FOF所長として説明してほしい。県の会計資料に加え、支援を受ける団体が負担した費用と、成果として報告した内容が必要だ。双方の記録をそろえることで、支援の実態を検証できる。

公費を決め、支払い、成果を評価する県の説明責任も残る。支払先別の決算、随意契約の比較検討記録、92人の集計根拠。この三つを出すことが、疑問に具体的に答える第一歩だ。

調査基準日:2026年9月19日。

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執筆・検証:カネさん(政経プラスチャンネル運営)+ ChatGPT

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