北九州市八幡西区選出の松下正治県議は、公明党所属の4期目です。現在は文教委員会と再生可能エネルギー等調査特別委員会に所属しています。
2026年8月17日の採決中止動議について、当サイトは松下県議を反対35人の一人と整理しています。TNCが確認した賛成49人の一覧と、県議会公式名簿などを照合した結果です。
辞職勧告決議案そのものは採決されず、本案への個人の投票記録はありません。動議への反対と、本案への賛否は別です。県議会公式サイトに個人別の記名投票表は掲載されていません。
2026年9月5日更新
高次脳機能障がいの支援で、県は関係機関の連携を進める方針
2026年6月15日の代表質問では、高次脳機能障がいへの支援を取り上げ、県は関係機関をつなぐ支援体制を整える方針を説明しています。 県議会だより・質問と答弁要旨
相談先を設けることと、生活や就労の支援につながることは別です。支援機関同士の調整や、相談後に支援が途切れていないかが実施状況を見る手がかりになります。
松下県議は、教育、防災、地域交通、介護、平和文化、障がい者支援などを長く質問してきました。今回、自身の公式サイトで臨時会の経過と会派方針を説明している点も含め、議会の判断を有権者へ伝える役割を考えるうえで注目されます。
▼採決中止動議の賛成・反対議員一覧
福岡県議会・採決中止動議の賛否一覧|49人と35人の全氏名
松下正治県議の基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 松下正治 |
| 選挙区 | 北九州市八幡西区 |
| 会派 | 公明党 |
| 当選回数 | 4回 |
| 生年月日 | 1969年5月4日 |
| 年齢 | 57歳(2026年8月24日現在) |
| 常任委員会 | 文教委員会 |
| 特別委員会 | 再生可能エネルギー等調査特別委員会 |
| 初当選 | 2011年福岡県議選 |
福岡県議会公式プロフィールと公明党公式プロフィールで、北九州市八幡西区選出、公明党所属、当選4回、生年月日を確認できます。
本人公式サイトのプロフィールでは、創価高校、創価大学経済学部を経て、1993年に北九州市役所へ入り、2010年に退職したと説明されています。2011年に県議へ初当選し、現在4期目です。
市職員として行政の現場を経験し、県議として政策を審査する経歴です。行政が制度を実施する過程と、住民がサービスを利用する現場の両方を見る立場として、質問のテーマにも実務的な特徴があります。
2023年県議選は1万6872票で当選
2023年4月9日の福岡県議選で、北九州市八幡西区選挙区は定数3でした。
| 候補者 | 得票 | 結果 |
|---|---|---|
| 松尾統章 | 20,993票 | 当選 |
| 松下正治 | 16,872票 | 当選 |
| 岩元一儀 | 14,108票 | 当選 |
| 真島省三 | 10,407票 | 落選 |
松下県議は16,872票を得て、2番手で当選しました。
八幡西区の有権者には、質問と委員会審査の成果、採決や動議の判断を示す必要があります。今回の反対理由も、その説明の一部です。
教育と子どもの学びを質問
松下県議は現在、文教委員会に所属しています。公式議会中継の質問一覧では、2022年12月に学校教育プラン、2022年6月に文系・理系の進路選択、2021年12月にDAISY教科書を取り上げています。
DAISY教科書は、文字を読むことに困難がある子どもなどが、音声や見やすい表示で学ぶための教材です。教科書が配られているだけではなく、本人が授業で使える形で届くことが重要です。
文理選択や学校教育プランの質問も、子どもがどのような学びを選び、将来の進路へつながるかという論点です。教育を学校施設だけに限定せず、教材、進路、学び方の多様性まで扱っていることが分かります。
2023年2月定例会(3月1日)には在宅勤務支援、2024年9月には地域交通、2025年12月には、人工肛門や人工膀胱を使うオストメイトへの支援を質問しました。教育、働き方、移動、障がい者支援を、制度の使いやすさという観点で扱っています。
防災、医療・介護、地域交通を取り上げる
2026年6月の代表質問では、中東情勢への対応、平和文化、地域振興、豪雨災害・防災、医療・介護、福祉、環境、教育、警察を幅広く取り上げています。
災害時は、避難所を開設するだけでなく、高齢者、障がい者、医療的ケアが必要な人、外国人、子どもへ情報と支援を届ける必要があります。地域交通が弱くなれば、通院、通学、買い物、避難のすべてに影響します。
2023年9月の代表質問でも、防災、平和文化、情報通信、医療・介護、福祉、環境、商業、教育、警察を扱っています。2021年2月定例会の代表質問(3月3日)では核兵器禁止条約、新型コロナ、広報のリスク、介護、福祉、環境、教育、警察を質問しました。
幅広い質問の成果は、県の答弁、予算、制度変更、事業の利用状況から評価します。質問した事実と実施結果を、分けて確認する必要があります。
平和文化と国際的な人権も質問
松下県議の質問一覧には、2022年9月の平和文化、外国人の人権、国際交流に関する質問もあります。
地域の教育や文化を、戦争の記憶、外国人住民との共生、国際交流と結びつけて考えるテーマです。平和を理念だけで語らず、学校教育、地域活動、自治体の発信へ落とし込む方法が問われます。
本人公式サイトの政策ページでは、地域活性化、高齢者福祉、防災・安全、子育てと教育を主な政策として掲げています。これは本人の政策方針を示す資料であり、掲げた内容が実施済みであることを示すものではありません。
採決中止動議への反対と、その根拠
2026年8月17日、林泰輔県議は、蔵内勇夫議長への辞職勧告決議案を採決しないよう求める動議を提出しました。採決中止動議は賛成多数で可決され、本案の採決は行われませんでした。
TNCが確認した賛成者49人の一覧に、松下県議は含まれていません。県議会公式名簿と採決参加者84人などを照合した当サイトの整理では、採決中止動議への反対35人の一人です。
ここでの「反対」は、採決中止動議に反対したという意味です。辞職勧告決議案は採決されていないため、松下県議個人が本案へ賛成・反対した投票記録はありません。
松下県議が採決中止に反対した点は評価できます。教育や福祉の制度を議会で問い、行政の説明を求めてきた県議が、議員ごとの判断を有権者へ示す機会を残す側へ立ったからです。
公式サイトで説明した公明党県議団の方針
松下県議が8月18日に公式サイトへ掲載した臨時会報告は、公明党県議団が新開昌彦県議を副議長候補として推したこと、地方自治法第100条の2に基づく第三者委員会の設置に関する議案が「全会一致」で可決されたことを説明しています。蔵内議長への辞職勧告決議案は採決される予定でしたが、採決中止動議によって見送られたとも報告しています。
県議会の公式採決結果は、専門的知見の活用に関する議員提出第2号議案が「原案のとおり可決」されたと記載しています。採決方法や全会一致かどうかは、このページでは示されていません。本人報告の「全会一致」を検証するには、会議録など別の資料との照合が必要です。
同じ本人報告は、公明党として辞職勧告決議案への賛成を表明していたと説明しています。動議への反対は、TNCの賛成者一覧と公式名簿などを照合した当サイトの整理です。
会派が示したのは、本案への賛成方針です。本案は採決されず、松下県議個人の投票記録はありません。
松下県議は方針を公式サイトで説明した当事者でもあります。八幡西区の有権者へ、会派方針だけでなく、自分自身が採決の機会を残すべきだと考えた理由を、さらに具体的に示してほしいと思います。
松下正治県議に答えてほしい7つの質問
- 採決中止動議に反対した最大の理由は何ですか。
- 辞職勧告決議案が採決されていた場合、会派方針に沿って賛成する予定でしたか。
- 公式サイトで臨時会を報告した際、個人として最も伝えたかった判断は何ですか。
- 個人別の賛否を県議会公式サイトで公表すべきだと考えますか。
- 文教委員会で、DAISY教科書や多様な進路への支援をどう進めますか。
- 防災、地域交通、医療・介護で、八幡西区が抱える優先課題は何ですか。
- 16,872票を託した八幡西区の有権者へ、反対理由を報告する予定はありますか。
よくある質問
Q1. 松下県議は辞職勧告決議案に賛成したのですか?
本人の報告は、公明党として辞職勧告決議案への賛成を表明していたと説明しています。本案は採決されず、松下県議個人の投票記録はありません。採決中止動議への反対は、TNCの一覧と名簿などを照合した当サイトの整理です。
Q2. 松下県議の反対は公式の記名投票で確認できますか?
県議会公式サイトに個人別の記名投票表はありません。TNCの賛成49人一覧と県議会公式名簿などを照合した整理です。
Q3. 松下県議は何期目ですか?
福岡県議会公式プロフィールと公明党公式プロフィールでは、当選4回と確認できます。2023年の八幡西区選挙区では16,872票を得て当選しました。
会派の賛成方針を説明し、採決を求める側へ
- 松下正治県議は北九州市八幡西区選出、公明党所属の4期目
- 北九州市職員を経て2011年に初当選したと本人サイトが説明
- 2023年県議選で16,872票を得て当選
- 文教委員会、再生可能エネルギー等調査特別委員会に所属
- 教育、防災、地域交通、医療・介護、平和文化、障がい者支援などを質問
- 採決中止動議への反対35人の一人に整理されるが、公式記名投票表ではない
- 辞職勧告決議案そのものへの個人投票は行われていない
松下県議は、市職員の経験を踏まえ、教育、防災、福祉、地域交通など制度の利用者に近い課題を議会で扱ってきました。
今回、採決中止動議に反対し、各議員が本案へ判断を示す機会を残す側に立ちました。自身の公式サイトで臨時会を報告した松下県議には、八幡西区の有権者へ、その判断の理由をさらに明確に説明することを期待します。
関連記事
確認資料・参考リンク
- 福岡県議会|松下正治議員プロフィール
- 福岡県議会中継|松下正治議員の質問一覧
- 公明党|松下正治議員プロフィール
- 松下正治公式サイト|プロフィール
- 松下正治公式サイト|政策
- 北九州市|2023年福岡県議選開票結果
- 松下正治公式サイト|2026年8月17日臨時会報告
- テレビ西日本(TNC)|採決中止動議に賛成した49人
- 福岡県議会|令和8年8月臨時会の採決結果
追記(2026年9月16日現在)
福岡県議会では、2026年9月9日の9月定例会開会日に大島道人議員(自民党県議団)が議長に選出されました。大島議長は、金銭授受疑惑に関する第三者委員会への議会の協力と調査結果の公表、9月定例会中の政治倫理条例の制定、議員報酬・定数・選挙区の見直し、議長在任中の海外活動を実施しないこと、議会と執行部の関係の見直し、ワンヘルス施策の議論という6項目を「議長としての約束」として示しています。
福岡県は9月14日、「改革の地図」を公開し、海外活動、県議会と執行部の関係、部課長会による政治資金パーティー券購入補助、ワンヘルス、講師謝金、議員連盟への補助金を改革項目として整理しました。議長の約束と県の改革ロードマップは、今後、制度化・調査開始・結果公表まで進んだかを確認するための基準になります。
また、9月16日報道では、県議会側の第三者委員会について、弁護士13人で9月17日に設置する方向とされています。ただし、2026年9月16日時点では、公式に設置が完了したこと、調査が始まったこと、委員名簿や報告書の公表時期は確認できていません。報道された予定と、公式に確認できる実施結果を分けて追跡します。
出典:福岡県議会「議長としての6つの約束」/福岡県「改革の地図」/福岡県議会「令和8年9月定例会の代表質問表」/福岡県議会「令和8年8月臨時会の採決結果」/第三者委員会に関する9月16日報道(元記事は確認時点で閲覧できませんでした)


