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香原勝司県議とは|元議長・4期が採決中止動議に賛成

地方自治・議会

香原勝司県議は、直方市選出、自民党県議団所属の4期目で、第73代福岡県議会議長を務めた議員です。

2026年8月17日、蔵内勇夫議長への議長職辞職勧告決議案の採決を中止する動議に賛成しました。動議は賛成49、反対35で可決し、辞職勧告決議案そのものは採決されませんでした。香原県議の本案への賛否も記録に残っていません。

2023年5月の議長就任時には、議会の公正で円滑な運営に努める考えを示しました。知事と議会がそれぞれ県民の代表として役割を担う「二元代表制」に触れた説明です。

2026年2月定例会では予算特別委員長も務めています。9月5日の記事更新時点では、県土整備委員会と再生可能エネルギー等調査特別委員会に所属していました。

議会運営と予算審査を担った元議長が、なぜ本案の公開採決を止める判断に加わったのか。香原県議は、会派方針と本人の判断理由を直方市の有権者へ説明すべきです。

2026年9月5日更新

平成筑豊鉄道を2026年3月にも質問

2026年3月6日の一般質問は平成筑豊鉄道が題目です。2021年12月13日にも同鉄道の現状と課題を取り上げた記録があり、複数年にわたる質問を確認できます。 県議会録画一覧(質問日・題目)

鉄道の将来は、維持費、通学・通院の手段、代替交通、自治体間の負担に関わります。


▼採決中止動議の賛成・反対議員一覧
福岡県議会・採決中止動議の賛否一覧|49人と35人の全氏名

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香原勝司県議の基本プロフィール

項目 内容
氏名 香原勝司(こうはら・かつじ)
選挙区 直方市
会派 自民党県議団
当選回数 4回
生年月日 1967年6月1日
年齢 59歳(2026年8月24日現在)
常任委員会 県土整備委員会
特別委員会 再生可能エネルギー等調査特別委員会
主な歴任 第73代福岡県議会議長、予算特別委員長
初当選 2011年4月

9月5日の記事更新時点の県議会公式プロフィールでは、香原県議は、道路、河川、砂防などを扱う県土整備委員会と、再生可能エネルギー等調査特別委員会に所属しています。

直方市を含む筑豊地域では、地域交通、災害に強いインフラ、産業基盤の整備が生活に直結します。

この委員会構成は、地元課題と重なる分野です。

2011年に初当選、2023年は1万871票

香原県議は2011年4月に初当選し、2015年、2019年、2023年と当選を重ねました。

2011年当時の報道資料では、県議になる前に直方市議を務めた経歴が紹介されています。

2023年の直方市選挙区は定数1に2人が立候補。香原県議は10,871票、得票率66.3%で4期目の当選を果たしました。投票率は36.26%でした。

選挙 状況 香原県議の結果
2011年県議選 直方市 初当選
2015年県議選 直方市 2期目当選
2019年県議選 直方市 3期目当選
2023年県議選 定数1・候補2 10,871票、得票率66.3%で当選

2023年は有権者の投票による選挙戦でした。

有権者が次の選挙で判断するには、任期中の活動だけでなく、重要な採決で誰がどう投票したかが必要です。

今回、香原県議は本案への投票記録を残さない動議に賛成しました。

第73代県議会議長を務めた

香原県議は2023年5月15日、第73代福岡県議会議長に選出されました。

就任時には、県議会が知事と並ぶ二元代表制の一翼を担うことに触れ、公正で円滑な議会運営を心がける考えを示しました。

議長は、議事の整理、議場の秩序保持、議会事務の統理などを担う立場です。

議長経験は、議会手続きの意味を一般議員以上に理解していることを示します。

辞職勧告決議案に賛成するか反対するかは、各議員の判断です。

しかし、本案を採決せず、議員別の態度を公式記録に残さないことは、議会の透明性そのものに関わります。

元議長の香原県議には、採決中止が公正な議会運営にどう資すると考えたのかを説明する重い責任があります。

予算特別委員長として県予算を審査

2026年2月定例会の予算特別委員会で、香原県議は委員長を務めました。

予算特別委員会は、県民の税金を何に、いくら使うのかを集中的に審査する場です。

委員長は質疑の進行と委員会運営を担います。県議会の中でも、手続きの公平さと説明可能な運営が強く求められる役職です。

予算を公開の場で審査することと、重要な政治判断を公開採決することは、どちらも県民への説明責任につながります。

元議長、予算特別委員長という経歴があるからこそ、「会派で決まった」だけでは説明として足りません。

平成筑豊鉄道を繰り返し質問

香原県議は、地元に直結する平成筑豊鉄道の課題を継続して取り上げています。

香原県議は2021年12月13日に同鉄道の現状と課題を、2026年3月6日に平成筑豊鉄道を一般質問で取り上げました。

平成筑豊鉄道は、沿線住民の通学、通勤、通院を支える一方、人口減少や利用者減少の影響を受けています。

地域交通の維持は、県、沿線自治体、事業者が費用と将来像を共有しなければ進みません。

香原県議が本会議で繰り返し議題にしてきたことは、地元選出議員として確認できる活動です。

鉄道政策の成果を判断する材料は、質問後の支援策と利用状況です。質問歴に加え、県・沿線自治体・事業者が何を実施し、交通がどう改善したかが問われます。

子ども政策、県立高校、エネルギーも扱った

県議会中継で確認できる香原県議の質問には、次のテーマがあります。

  • 2026年3月:平成筑豊鉄道
  • 2025年6月:ワンヘルス、物価高、就職氷河期支援、保育料、県立高校などの代表質問
  • 2022年6月:原油価格高騰に伴う電力需給と電力価格
  • 2022年3月:子ども政策
  • 2021年12月:平成筑豊鉄道の現状と課題
  • 2021年6月:選ばれる県立高校づくり

地域交通だけでなく、教育、子育て、雇用、エネルギー価格を扱ってきました。

2025年6月の代表質問では、第3子以降の保育料無償化、幼稚園の人材確保、就職氷河期世代への支援など、暮らしに関わる論点も取り上げています。

これらの質問は香原県議の活動実績です。制度の実現への寄与は、質問後の県の対応や事業の経過を基に評価します。

ワンヘルス条例の検討会議座長を経験

2026年1月の全国都道府県議会議長会定例総会で、香原県議は福岡県議会の議員提案政策条例について報告しました。

県議会公式発表によると、香原県議は「福岡県ワンヘルス推進基本条例」を取りまとめた議員提案政策条例検討会議の座長経験を基に、条例提出までの流れや取組事例を説明しています。

条例を議員提案でまとめるには、会派間調整、条文検討、審議、採決という手続きが必要です。

その経験がある議員だからこそ、重要議案を討論・採決し、各議員の判断を残す意味を理解しているはずです。

香原勝司県議は採決中止動議に賛成した

TNCテレビ西日本は、動議の採決で起立した議員を記者が議場で確認し、賛成49人の氏名を公表しました。香原県議はその中に含まれています。

自民党県議団は採決中止動議への賛成に党議拘束をかけました。採決に参加した38人中37人が賛成し、反対した自民党県議は江藤秀之県議だけでした。

香原県議は、本案の採決を中止する動議に賛成しました。本案への賛否は、採決が行われなかったため記録に残っていません。

元議長は、党議拘束と採決中止の必要性を説明すべき

党議拘束は投票の背景です。その場合も、議員本人は判断理由を説明する責任があります。

香原県議は県議会議長として議会全体を代表し、予算特別委員長として審査を取り仕切りました。

会派運営の論理と、議会全体の透明性が衝突したとき、元議長がどちらを優先したのかは県民の判断材料です。

本案に反対なら反対票を投じ、理由を述べればよい。本案に賛成なら賛成票を投じればよい。

採決自体を止めたことで、香原県議が本案をどう考えていたのかは公式記録から分からなくなりました。

議長経験者として、採決を止める必要性を詳しく説明すべき判断です。

TNC調査では79%が公開採決を求めた

TNCが8月19日に県内有権者1,020人を対象に実施した緊急世論調査では、緊急動議を「不適切な対応で納得できない」とした回答が75.0%でした。

「採決を行い各議員の賛否を明らかにすべきだった」は79.0%。「問題ない」は7.0%です。

2027年統一地方選の投票行動に影響するとした回答は合計79.1%でした。

一回の調査を県民全員の総意とは扱えません。それでも、議員別の判断を知りたいという強い要求は読み取れます。

香原勝司県議に答えてほしい7つの質問

  1. 採決中止動議に賛成した具体的な理由は何ですか。
  2. 辞職勧告決議案が採決されていたら、賛成と反対のどちらへ投票する予定でしたか。
  3. 元議長として、採決を止めることが議会の公正な運営にどう資すると考えましたか。
  4. 党議拘束の決定過程で、香原県議自身は何を発言しましたか。
  5. 予算特別委員長の経験から、議員別の投票記録を残す意味をどう考えますか。
  6. 直方市の有権者へ、今回の一票をいつ、どの方法で説明しますか。
  7. 採決中止動議の議員別賛否を県議会公式サイトで公開することに賛成しますか。

よくある質問

Q1. 香原県議は蔵内議長の辞職に反対したのですか?

断定できません。辞職勧告決議案そのものは採決されていません。確認できるのは、採決中止動議への賛成です。

Q2. 香原県議は県議会議長だったのですか?

はい。2023年5月に第73代福岡県議会議長へ就任しました。9月5日の記事更新時点の公式プロフィールでは県土整備委員会などに所属していました。

Q3. この記事は違法行為を指摘していますか?

いいえ。議会手続きとして行われた投票行動を、公開性と政治的な説明責任の観点から評価しています。

元議長として、採決を止めた理由の説明を

  • 香原勝司県議は直方市選出、自民党県議団所属の4期目
  • 2023年県議選は10,871票、得票率66.3%で当選
  • 2023年5月に第73代福岡県議会議長へ就任
  • 2026年2月定例会で予算特別委員長を務めた
  • 平成筑豊鉄道、県立高校、子ども政策、物価高、ワンヘルスなどを質問
  • 2026年8月17日の採決中止動議に賛成した

地元交通や教育、県予算、条例づくりに関わってきた活動は確認できます。

その活動実績と、公開採決を止めた一票は別に評価しなければなりません。

議会の公正な運営を掲げた元議長だからこそ、香原県議は直方市の有権者へ、自分の言葉で今回の判断を説明すべきです。

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確認資料・参考リンク

追記(2026年9月16日現在)

福岡県議会では、2026年9月9日の9月定例会開会日に大島道人議員(自民党県議団)が議長に選出されました。大島議長は、金銭授受疑惑に関する第三者委員会への議会の協力と調査結果の公表、9月定例会中の政治倫理条例の制定、議員報酬・定数・選挙区の見直し、議長在任中の海外活動を実施しないこと、議会と執行部の関係の見直し、ワンヘルス施策の議論という6項目を「議長としての約束」として示しています。

福岡県は9月14日、「改革の地図」を公開し、海外活動、県議会と執行部の関係、部課長会による政治資金パーティー券購入補助、ワンヘルス、講師謝金、議員連盟への補助金を改革項目として整理しました。議長の約束と県の改革ロードマップは、今後、制度化・調査開始・結果公表まで進んだかを確認するための基準になります。

9月16日報道によると、県議会側の第三者委員会は、弁護士13人で9月17日に設置する予定でした。以下は9月16日時点の情報です。この時点で筆者が確認できたのは設置予定までで、設置完了、調査開始、委員名簿、報告書の公表時期は未確認でした。

出典:福岡県議会「議長としての6つの約束」/福岡県「改革の地図」/福岡県議会「令和8年9月定例会の代表質問表」/福岡県議会「令和8年8月臨時会の採決結果」/第三者委員会に関する9月16日報道(元記事は確認時点で閲覧できませんでした)

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